木へんに正で「柾」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、木へんに正で「柾」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「柾」の読み方

「柾」という漢字の音読みはなく、訓読みは「まさ・まさき」になります。

「柾」という漢字は日本で生み出された「国字」であるため、中国の漢字の読み方に由来する音読みはありません。

「柾」の漢字は「木目の柾目(まさめ)」「ニシキギ科の樹木」の意味で、「まさ・まさき」という訓読みで読まれます。

「柾」の漢字の意味や解説

「柾」という漢字の基本的な意味は、「材木などの木目がまっすぐに通っていること・まっすぐに通っている木目である柾目(まさめ)」「厚手の和紙の柾目紙(まさめがみ)」になります。

「柾」の漢字には樹木の名前としての意味合いもあり、「生け垣などに用いられることが多い、ニシキギ科の樹高約3メートルになる常緑低木」を示しています。

「柾」の例文や使われ方

「柾」という漢字の使われ方は、「木材のまっすぐな木目である柾目」あるいは「海岸の近くにある山地に多いニシキギ科の常緑低木・マサキ」を意味して使われます。

屋根の葺き方である「柾葺き(まさぶき)」などの建築用語として使われることもあります。

・『柾(まさき)は一軒家の周囲で目隠しにするのにちょうど良い高さがあるので、生け垣として植える人が多いのです』
・『柾目の通っている木材は上質な木材であり、外見的な見栄えだけではなく建築資材としての耐久性なども上がります』
・『柾目紙というのはコウゾを原材料にして漉いた厚手の和紙であり、昔は錦絵などの版画を刷って写す紙として使われました』

まとめ

この記事では、木へんに正と書く「柾」の読み方・意味・使われ方と例文を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「柾」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。

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