この記事では、「忘年会」と「納会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「忘年会」とは?
「忘年会」は「年末にかけてその1年の苦労を忘れるために行われる宴会」を意味する言葉です。
「忘年会」の起源については不明となっていますが、日本の忘年会みならず、中国の年会、台湾の尾牙、韓国の送年会など東アジア各国にその風習が確認されています。
英語圏の国ではこれらのイベントはクリスマスと対比させた非宗教的なイベントと認識されているそうです。
「忘年会」の使い方
「忘年会」は名詞として使われています。
「納会(のうかい)」とは?
「納会」は「その年や年度の最後の締めくくりとして行われる会」、「取引所において各月最後の立ち合い」を意味する言葉です。
「その年や年度の最後の締めくくりとして行われる会」としての「納会」は業種や企業によって開催される時期が異なり、株主総会終了後の4月や7月などに行われるケースもあるようです。
「納会」の使い方
「納会」は名詞として使われています。
「忘年会」と「納会」の違い
「忘年会」は「その年の苦労を忘れるためのイベント」であり、終業後などのプライベート的な会として行われるケースが多いようです。
一方、「納会」は年内の最終出勤日の業務内で行われるケースが多く、仕事納めの打ち上げや1年の振り返りのような意味合いで行われるケースが多いようです。
「忘年会」の例文
・『忘年会の日程が決まったので、同僚たちに周知しなければならない』
「納会」の例文
・『料理がおいしいと評判のお店で会社の納会が盛大に行われた』
まとめ
「忘年会」は「その年の苦労を忘れるためのイベント」としてプライベートな会として催される場合が多いようです。
一方、「納会」は逆に「仕事納めの打ち上げや1年の振り返り」として年内最終出勤日の業務時間内で催される場合が多いということでした。