この記事では、「苛まれる」と「咎められる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「苛まれる」とは?
自分が負けたら怖い、周囲よりもできない劣等感に包まれた人が恐怖心を抱く状態を「苛まれる」【さいなまれる】といいます。
また負けてしまったらどうしようと考える人は夜も眠れないほど苦しんだり、癌になっていつ死ぬか分からないと感じるその恐怖に包まれては前向きに生きられないその状況を指すのです。
このように、過去や現状に不安を抱える人が苦しむ状態を表します。
「咎められる」とは?
悪いことしたとき、相手から責められるのを「咎められる」【とがめられる】といいます。
たとえば、他人の大事な自動車にわざと傷を付けて楽しむ人を問い詰めてはなぜそのような悪い行為したか聞かれたり、責められるのです。
非人道的な行為や社会からずれた行為したとき、世間から酷く責められるその状況を指します。
「苛まれる」と「咎められる」の違い
「苛まれる」と「咎められる」の違いを、分かりやすく解説します。
酷い悩みを抱えて苦しんだり、過去に恐ろしいと思う出来事がいまだに襲い掛かってきては辛い状態になることを「苛まれる」といいます。
もう一方の「咎められる」は悪い行為したとき周囲に責められたり、酷く追い詰められるように尋ねられるのです。
社会的に酷い卑劣と思う事件や、相当悪い行為したとき心に直接問いかけるように尋問されるといった状況を指します。
「苛まれる」の例文
・『過去に犯した事故でまた罰せられないか不安に苛まれる』
・『事故して複雑骨折した足で生きられるか恐怖に苛まれる』
「咎められる」の例文
・『空き瓶を駅前の椅子に置いたところ、駅員に咎められた』
・『子供を国に残して隣国へ逃げて周囲に酷く咎められた』
まとめ
恐怖に包まれた人がまた悪い出来事が起きた場合どうしようと不安になるとき「苛まれる」を使い、理不尽な行為して人から責められるよう追い詰められる行為を「咎められる」と使い分けてみましょう。
