この記事では、「県道」と「国道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「県道」とは?
「県道」は簡単に言えば、県の道です。
「県道」を管理するものは、県や政令指定都市になります。
これらが道路の管理を行い、主要な市や人口5000人以上のまちなどを道路でつなぐために作られたものとなります。
「県道」には種類があり、「主要地方道」「特例都道」「一般都道府県道」にわかれています。
「県道」には定義もあり、主要地と港湾・観光地をつなぐ道路であること。
2つ以上の市町村をつなぐ道路であること。
高速道路とつなぐ道路であること。
地方開発に役立つ道路であること。
でなければなりません。
一般的に「県道」は、「県道何号線」などといった形で名つけられていますが、道路によっては名前が付けられている道路もあります。
「国道」とは?
「国道」は簡単に言えば、国の道です。
「国道」を管理するものは、国です。
国が道路の管理を行い、県庁所在地など、その県で中心となる場所をつなぐ目的が「国道」にはあります。
「国道」は「一般国道」と「高速道路」の2種類があり、同じ「一般国道」の中でも少し管理が異なる場合があります。
国が直接管理する「国道」は「指定区間」と言われ、国からの補助金によって各地方公共団体画管理を行う「国道」は「指定区間外」と言われています。
「国道」の定義が、都道府県庁所在地や主な都市をつなぐ道路であること。
人口10万人以上の市をつなぐ道路であること。
主な飛行場や港湾、観光地をつなぐ道路であること。
などとなります。
「国道」は「国道何号線」と言われ、「国道」の場合には欠番があり、欠番は「507号」となっています。
「県道」と「国道」の違い
「県道」と「国道」の大きな違いは、誰が管理している道路であるかという点になります。
「県道」は各都道府県が管理を行い、「国道」は国が管理を行います。
そのため、「県道」は、各地方をつなぐ大切な道路。
「国道」は全国各地の主要都市をつなぐ大切な道路といった違いがあります。
まとめ
「県道」と「国道」の違いは以上です。