鶏の「胸肉」と「ささみ」の違いとは?分かりやすく解釈

低脂肪、高タンパクは共通項、ではその違いとは?

この記事では、鶏の「胸肉」「ささみ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「胸肉」とは?

いわゆる鶏の大胸筋にあたります。

一羽の食用鶏種であるブロイラーの標準サイズから取れる胸肉はおおよそ360グラム程度で鶏の精肉分の3割弱を占めます。

物価の優等生でもあり、値段は2000年代ほぼ変わっていません。

昨今は健康ブーム、筋トレブームからサラダチキンなどで需要自体は増えてはいるもの、遥かにモモ肉と比べれば需要薄なのがその理由だと言っていいでしょう。

「ささみ」とは?

鶏の小胸筋にあたり、竜骨突起に沿って左右1本ずつしかありません。

実は希少部位だと言っていいでしょう。

一羽の食用ブロイラーから取れるささみは胸肉の1/5程度で80グラムに足りません。

見た目が笹の葉を思い出させる事から笹身と呼ばれた事が部位名の名前にあたります。

昭和の時代からタンパク質の王様として名高いのは既知のとおり。

希少部位なのに加え、健康ブームやペットブームによるペットフードの原材料としての需要も犬猫問わずあるため、胸肉と比べると価格差は歴然とした物があります。

鶏の「胸肉」と「ささみ」の違い

鶏の「胸肉」「ささみ」の違いを、分かりやすく解説します。

鶏の胸肉は一羽の食用ブロイラーから取れる精肉の3割強を占め、量的にはモモ肉に次ぎます。

しかしモモ肉とは人気が雲泥の差。

卵とは違った意味での物価の優等生だと言っていいでしょう。

また部位的には鶏の大胸筋にあたります。

一方のささみはその名前の認知度とは反比例した希少部位だと言っていいでしょう。

一羽の食用ブロイラーから取れる量は75グラム前後で、精肉の6%強にしかすぎません。

昔からタンパク質の王様としてスポーツ選手の食事や健康食として知れています。

部位的には小胸筋にあたり、笹の葉に似ている事が部位名の由来になりました。

外見上の違いとしては胸肉にはいわゆる鶏皮がついているのが特徴だと言えるでしょう。

同じ低脂肪、高タンパク質の部位ながら、鶏皮の有無でカロリー、脂質の調整が可能です。

まとめ

端的にいえば鶏の大胸筋が胸肉で小胸筋がささみだと言っていいでしょう。

一羽の食用ブロイラーから取れる肉の30%強を胸肉は占めるのに対してささみは6%強程度にしかなりません。

竜骨突起についた左右1本ずつと実は希少部位にあたります。

外見上での判断は胸肉は鶏皮がついており色も赤みが強く一目瞭然だと言っていいでしょう。

ささみは笹の葉の形で1本、2本少量のパッキングがされており、色も薄いのが特徴になります。

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