「ボロニア」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ボロニア」はミカン科ボロニア属の低木です。

「ボローニア」と表記されることもあります。

主に鑑賞用に栽培される木で、開花期は2~5月。

花の様子は品種によって違います。

日本において流通している主な品種は「ボロニア・ピナータ」「ボロニア・ヘテロフィラ」です。

「ボロニア・ピナータ」は4枚の花びらを持つピンク~マゼンタの花を付けます。

花の大きさは2cm程度です。

一方「ボロニア・ヘテロフィラ」の花はスズランの花に似た釣り鐘型。

花の色はピンク、白、紫などです。

「ボロニア」の花言葉

「ボロニア」の花言葉は「芳香」「心が和む」です。

「芳香」は葉や枝から柑橘系のさわやかな香りが漂うことから来ています。

一方、「心が和む」は小さな花が寄り集まって咲き、賑やかである様から来ているようです。

お値段は高めなうえ、管理も難しく、芳香もあることから贈る相手やシーンはかなり選びますが、柑橘系の香りが好きな方には特に良い贈り物となるでしょう。

また柑橘系の香りには人をリフレッシュさせる、前向きな気分にする、イライラを鎮めるなどの効果があるとされています。

「ボロニア」の豆知識

「ボロニア」の原産地はオーストラリア、ニューカレドニアです。

「ボロニア」には160ほどの品種があるとされていますが、そのほとんどがオーストラリアの固有種。

そしてオーストラリアにおいては、ほぼ全土に分布するとても一般的な樹木なのだそうです。

しかしオーストラリアと日本の気候は大きく異なるため、日本で栽培するとなると難易度は高め。

特に高温多湿の夏は大敵となります。

また水加減がとても難しく、水をやり過ぎてしまうとあっという間に根腐れを起こす一方、水が切れるとこれまた葉っぱが落ちて枯れてしまうということで常に油断はできません。

おまけに寒さにも弱いため、冬の間は室内で管理する必要があるでしょう。

「ボロニア」は魅力的な花ではありますが、栽培するなら他の花で十分に経験を積んでからの方が良いと言えます。

まとめ

「ボロニア」はミカン科の低木です。

枝や葉から柑橘系のさわやかな香りが漂うほか、ピンクや赤紫の小さな花をたくさん付けるという特徴があります。

花の様子は品種によって異なるため、好みのものを選ぶことができるという楽しみも。

花言葉は「芳香」「心が和む」で、心和む香りを漂わせる本種にはぴったりだと言えます。

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