この記事では、「俚」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに里で「俚」の読み方
「俚」という漢字は訓読みでは「俚(いや)しい」や「ひな」と読み、音読みでは「リ」と読みます。
「俚」の意味や解説
「俚」には「いやしい」や「田舎じみた」、「ひな」や「ひなびた」、「民間の」という意味が含まれています。
「俚」は横から見た人の象形である「にんべん」に「里」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。
「ひな」は「田舎」や「都会を離れた土地」という意味を持つ言葉であり、「ひなびた」は「静かで田舎っぽい様」という意味を持つ言葉です。
「俚」の熟語での使い方や使われ方
・『俚言』【りげん】
「俗間に用いられる言葉」、「里人の言葉」、「その土地特有の言い回しや単語」を意味する言葉です。
・『俚語』【りご】
「俗間に用いられる言葉」、「里人の言葉」、「その土地特有の言い回しや単語」を意味する言葉です。
・『俚諺』【りげん】
「民衆のあいだから生まれ出たことわざ」を意味する言葉です。
・『俚耳』【りじ】
「世間の人々の耳」や「俗人の耳」を意味する言葉です。
・『俚俗』【りぞく】
「田舎びていることやその様」を意味する言葉です。
・『俚言俗語』【りげんぞくご】
「日常生活の中で用いられる普段使いの言葉」を意味する四字熟語です。
「俚言」も「俗語」も「世間一般で使われている普段使いの言葉」という意味を表します。
・『天気俚言』【てんきりげん】
「天気や天候などの予測にかんした昔からの言い伝え」を意味する四字熟語です。
まとめ
「俚」という漢字は訓読みでは「俚(いや)しい」や「ひな」と読み、音読みでは「リ」と読みます。
そして、「俚」には「いやしい」や「田舎じみた」、「ひな」や「ひなびた」、「民間の」という意味が含まれています。