「ネコノメソウ (猫の目草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ネコノメソウ(猫の目草)」は、ユキノシタ科「ネコノメソウ」属の多年草です。

日本固有種で、北海道、本州に分布し、山地の湿地や谷間、水田などに生育します。

直径2mm程の大きさの花は、淡黄緑色か淡黄色で花弁はなく、萼が立ち雄しべを囲みます。

花期は4月から5月です。

今回は、「ネコノメソウ」の花言葉について解説します。

「ネコノメソウ(猫の目草)」の花言葉

「気移り」「謙虚」「誠実」があります。

良い意味と少々不穏な意味があるため、人に贈るには意味をよく伝えるか、他の花と合わせましょう。

「気移り」

「ネコノメソウ」の名前は、果実の姿が元になっています。

果実が熟した後に裂け、中にある種子が隙間から1本の筋に見えますが、これが明るいところで針のように細くなった猫の目に見えるのです。

「猫の目のように変わる」という表現があるように、猫の瞳が明かりの加減で簡単に姿を変える事から付いた花言葉です。

加えて猫は、大人しくしているかと思うといきなり怒り出して噛んだり引っ掻いたりする事があります。

こちらの性格からも連想できる花言葉です。

応援する芸能人が毎年変わるような仲の良い友人に贈るのに向きます。

様々な分野で認められるマルチタレントにも合います。

次々に事業を立ち上げ、それなりに成功している人にも良いでしょう。

この花言葉は、基本的には悪い意味なので、誤解されてもすぐに訂正出来るような近い関係にしか使えません。

「謙虚」

「ネコノメソウ」の、小さく目立たない花の様子から付いた花言葉です。

人に勝る実力があるのに、それに奢り誇らず、実力の劣る相手にも礼儀を忘れない人に贈るのに向きます。

表からは見えない精巧な部品を作るメーカーのシンボルとして敷地に植えるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、卑屈な人です。

相手の気持ちのために自分を下げるのが謙虚な態度で、自分を守るために身を縮めるのが卑屈と言えます。

「誠実」

「ネコノメソウ」の学名に含まれる「グレイナム」は、北アメリカの植物学者「エイサ・グレイ」への献名です。

彼は北アメリカの植物学の知識を統一するのに尽力した研究者です。

生物学者「チャールズ・ダーウィン」とも親交があり、世間からバッシングを受けた「進化論」の普及にも尽力しました。

これら、彼の科学や友人に対する誠実な態度から付いた花言葉です。

言葉も行いも正しい友人に贈るのに向きます。

まとめ

「ネコノメソウ」は高さ20cm程と小さく、花も目立たず、見過ごしてしまう事が多い植物です。

花言葉を知れば、存在に気付き、特徴的な花や果実を観察出来るでしょう。

植物との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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