「ダイコン(大根)」という花をご存知でしょうか。
地中海・中央アジア原産、アブラナ科ダイコン属の越年草です。
今回は「ダイコン(大根)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ダイコン(大根)」の花言葉
白色の花を咲かせる「ダイコン(大根)」の、2つの花言葉をご紹介します。
「潔白」
花と根の色が白いことから、「潔白」という花言葉が生まれました。
「ダイコン(大根)」の花は、透き通るような真っ白い色をしています。
ご存知の通り、食材として親しまれている根の部分は、中も真っ白い綺麗な色をしています。
全体的に白色のイメージが強い、「ダイコン(大根)」らしい清潔感のある花言葉です。
「適応力」
「ダイコン(大根)」は、真っ白い花が美しいだけではなく、葉・根・茎が食材として古くから重宝されています。
その万能さが由来となり、「適応力」という花言葉が生まれました。
土壌の適用力が高いという特徴も、由来のひとつと言われています。
「ダイコン(大根)」の花の開花は3月~5月頃で、葉・根・茎の収穫時期は種まきから60~70日後くらいと言われています。
1年で様々な変化を見せてくれる植物です。
「ダイコン(大根)」の名前の由来
大きな根であることが由来となり、「ダイコン(大根)」という名前がつけられました。
名前の由来になるほどの「ダイコン(大根)」の根の大きさは、長さは30㎝台、直径は5~7㎝くらいのものが多いようです。
「ダイコン(大根)」の豆知識
野菜として馴染み深い「ダイコン(大根)」は、緑の葉から根の先まで食べる事ができます。
さらには、花まで食べられる事をご存知でしょうか。
「ダイコン(大根)」は、アブラナ科の植物なので、アブラナ科の「ナノハナ(菜の花)」と同じく、花も食べる事ができます。
「ナノハナ(菜の花)」が、蕾の状態で食べる事を推奨しているように、「ダイコン(大根)」の花も、蕾の状態で食べた方が美味しく食べられると言われています。
「ダイコン(大根)」は、ほぼすべての部分が食べられる、とても貴重で有難い植物といっても過言ではありません。
まとめ
「ダイコン(大根)」は、綺麗で知的な花言葉を持つ植物です。
野菜としての姿を見る事がほとんどだとは思いますが、どこかで花を見る機会がありましたら、ゆっくり観察されてみてください。