木へんに浅の右側で「桟」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「桟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに浅で「桟」の読み方

この漢字は、音読みで「サン」、訓読みで「かけはし」「たな」と読みます。

難しい読み方に「桟敷」と書いて「さじき」と読むものがあります。

「桟」の意味や解説

この漢字には4つの意味があります。

1つめは「かけはし」です。

険しいを通行するために、崖に沿って設置された板の道をいいます。

棚のように設置されています。

2つめは「ねだ」です。

床板を支えるための横木のことです。

床板を支えるために床の下には、大引、床束、根がらみなど、いくつもの木材が使用されています。

その中のひとつが、ねだです。

漢字で書くと根桟になります。

3つめの意味は「たな」です。

棚のことです。

物をのせるなどの目的のために、木を組み合わせたものを指します。

4つめは「さん」です。

戸や障子の横木のことです。

和室を持つ家が減ったので、障子がある家も少ないことでしょう。

障子は縦と横に木材を組み合わせて、格子状にしたものに、紙を貼りつけたものです。

この枠となる部分の横木を「さん」といいます。

「桟」の熟語での使い方や使われ方

・『桟橋』【さんばし】
船から乗り降りするために、岸から水上に向かって突き出した形で設置される構造物のことです。

木・鉄・コンクリートなどの柱の上に床材をおいた形をしています。

・『桟道』【さんどう】
険しい崖の中腹に、崖に沿うように設置された道のことです。

棚のように張り出した形で設置されています。

・『桟木』【さんぎ】
建築で用いる木材の一種です。

まとめ

この漢字は「サン」「かけはし」「たな」と読みます。

「桟橋」などなじみのある物に使われている漢字です。

タイトルとURLをコピーしました