思いのつたわる敬語を知っていると、色々な対人関係が丸くなります。
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」の正しい使い方と類語を調べていきましょう。
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは?
この場合の「ご不快な思いをさせる」とは、配慮の足りないこちらの言動によって、お客様を傷つけることを示しています。
また「しまいましたら」は仮定をあらわす言葉です。
「もしそうだったら、ごめんなさい」と謝罪の意をしめす表現になっています。
そのため「ご不快な思いをさせてしまいましたら」で「辛い思いをさせてしまったら」と訳せます。
謝罪文のひとつといえるでしょう。
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの不手際によって、思わぬ方向に話が進んでしまうことがあります。
悪質なクレームに過度に反応する必要はありませんが、SNSなども発達している時代。
ひとつの勘違いが大きな火事を招かないよう、細心の注意を払っていきましょう。
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」は被害に遭われたお客様や担当者の方を、気遣うひと言です。
「誠に申し訳ございません」など謝罪文を添えて用いていきましょう。
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」を使った例文
・『万が一ご不快な思いをさせてしまいましたらと、気を揉んでおります』
・『ご不快な思いをさせてしまいましたら、深くお詫び申し上げます』
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」の類語や言い替え
似ている表現に「ご不快な思いをさせてしまい」もあります。
「ましたら」を外しているので、分かりやすい表現になっています。
言い替えに「行き届かない点が多々あり」や「大変なご迷惑をおかけし」があります。
まとめ
「ご不快な思いをさせてしまいましたら」を解説しました。
謝罪にまつわる色々なビジネス敬語を学んで、社会人のスキルを向上させていきましょう。