使い方の分からない表現があると、気になるもの。
「改めてありがとうございました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「改めてありがとうございました」とは?
改めてありがとうございましたは、お礼を述べる言い回しです。
この場合の「改めて」は改まってお礼を伝える、そして新しく挨拶をし直すというニュアンスがあります。
お世話になった件について丁寧に感謝の気持ちを伝えたい時、かつての恩に対して機会を改めてお礼したい時に取り入れられています。
「改めてありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
正式に頭を下げたい時の言い方が「改めてありがとうございました」です。
単に「ありがとうございました」とお伝えするよりも、丁寧な表現になっています。
それ以前に先方に、丁重なおもてなしを受けた時、面倒をみてもらった時に用いていきます。
そのため初対面の相手、思い出のエピソードのない方には、不自然にうつってしまうことも。
先日のお礼を伝えたい時に、上手く取り入れていきましょう。
「改めてありがとうございました」を使った例文
・『先日はお世話になりました。改めてありがとうございました』
・『昨日は車の中から、失礼いたしました。改めてありがとうございました』
「改めてありがとうございました」の類語や言い替え
似ている表現に「改めまして、ありがとうございます」があります。
「改めまして」は再度お礼を伝えたい時の言い方です。
「改めて」より言葉が長くなっている分だけ、上品に見えます。
このほか言いかえの表現に「先日はありがとうございました」や「過日は誠にありがとうございました」があります。
「過日」は過去のある日をあらわす表現で、以前のことにお礼を述べる際に使われています。
まとめ
「改めてありがとうございました」について解説しました。
それぞれの言い方を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。
