「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」とは?
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」とは、ビジネスシーンにおいて「一旦はメールでのご連絡のみで失礼させていただきます」あるいは「ひとまずはメールでのご連絡のみとさせていただきます」などという意味合いで使われている表現です。
取引相手や得意先などと業務を行っていく上では、先方と自社から選ばれた代表者や担当者などがお互いに直接会って交渉などを行っていくのが一般的ですが、そのやり取りの中で最初にメールのみで用件を伝えたい場合に用いられている言い回しです。
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」とは、「何よりもまずはメールにてご一報させていただきます」あるいは「略儀ながらメールのみでのご連絡にて失礼させていただきます」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上で取引相手や得意先、あるいは自分の上司などに対して業務連絡や進捗報告などを行う場合には、直接顔を合わせて伝える方法がもっとも丁寧な作法として知られていますが、その他にも電話やメールなどを使って行う場合もあり、特にメールを使って第一報を入れる場合に使用されている表現です。
また、このフレーズには「追って口頭できちんと報告させていただきます」などというニュアンスが含まれていると言えるでしょう。
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」を使った例文
・『御社から送りいただきました書類は無事に受領いたしました。まずは取り急ぎメールにて失礼いたします』
・『まずは取り急ぎメールにて失礼いたしますが、来週予定していた会合につきましては一旦延期させていただきます』
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」の類語や言い替え
・「ひとまずメールのみの連絡とさせていただきます」
・「略儀ながらメールでのご連絡にて失礼させていただきます」
・「まずはメールでのお知らせのみにて失礼いたします」
まとめ
「まずは取り急ぎメールにて失礼いたします」とは、ビジネスの場において「一旦はメールにて失礼いたしますが、改めて詳細なご報告はさせていただきます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、場面や状況などに応じて上手に使いこなすようにしましょう。
