「お見送りさせてください」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お見送りさせてください」とは?
これは、見送らせてほしいことを伝えるための言葉です。
「お見送り」は「見送る」という動詞が名詞化されたものになります。
これは、「相手を見て送る」という意味を持っているのです。
つまり、相手がその場を立ち去るまで見続けるような行為を「見送る」と表現できます。
なお、これに「させてください」を加えると、尊敬語の表現になります。
これは相手に何らかの行為の実行を求めるような意味になるのです。
これらのことから、この言葉が見送らせてほしいことを伝えるためのものであると分かるのです。
「お見送りさせてください」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、上司がその場を立ち去ることになったとします。
そのため、上司を見送りたいと思う気持ちを、伝えることにしたのです。
このような状況で、「もしよければお見送りさせてください」と言うとよいでしょう。
これによって、見送りたいと思うことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お見送りさせてください」の表現方法に注意するべきです。
これは「見送らせてください」に言いかえできます。
また、「お見送りしたい」などに置き換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「お見送りさせてください」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『もしよければ、お見送りさせてください』
・『よかったら、お見送りさせてください』
・『差し支えないようでしたら、お見送りさせてください』
「お見送りさせてください」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お見送りさせてください」の類似表現
一例を挙げると、「お見送りさせてほしい」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お見送りさせてください」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、たとえば「見送らせてください」に言い換えることが可能です。
なお、これはどちらも尊敬語の「ください」を使った表現の形になっているのです。
まとめ
このように、見送らせてほしいことを相手に伝えるために、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
