「あなたのことが好きでした」はかつてあなたのことが好きでしたが今は好きではありませんという意味にも、前々からあなたのことが気になっていました(なので付き合ってください)という意味にも取れます。
しかし花言葉の世界においては後者の意味で使われるようです。
つまり、この花言葉を持つ花は告白する際に贈る花としてはぴったり。
またそこまでの勇気が出なくとも、2人で過ごす部屋にこの花を飾って好きだということを匂わせるという使い方もできます。
「あなたのことが好きでした」の花言葉を持つ花
「あなたのことが好きでした」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「99本のバラ」
バラと聞いてその姿形が思い浮かばないという方は極めてまれでしょう。
ギフトとして最も親しまれている花のひとつで、バラ全般の花言葉はもちろん、色別の花言葉や模様別の花言葉、本数別の花言葉も存在しています。
そして99本のバラの花言葉は「ずっと好きでした」「永遠の愛」というものです。
99本の花束ともなるとサイズは両手で抱えなければならないくらいのもので、重さは品種にもよりますが2.5kg〜7kg程度と重量級。
うまく調達したり、相手の負担にならないよう贈ったりするには少し工夫が要りますが、インパクト抜群の贈り物になることは間違いないでしょう。
「スズラン」
白くて小さなベル型の花を多数付ける多年草で、日本にも分布しています。
しかし栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズランです。
比較的丈夫で育てやすく、香りも強いなど園芸種として有利な点を多く持ちますが、一方で繊細で小さく、奥ゆかしい雰囲気を感じさせる日本のスズランの方を好む方もいます。
花言葉は「純粋」「純潔」「清楚」「幸せの再来」など。
またフランスでは「ずっと前からあなたのことが好きでした」という意味があるともされます。
出回り時期が4〜5月と長くはないうえ、花もちも良いとはいえませんが、バラと比較するとずっとコンパクトである点が強み。
その白い花がウェディングドレスとマッチするのでウェディングブーケとしても人気です。
「あなたのことが好きでした」と似た花言葉を持つ花
赤いバラの「あなたを愛しています」という花言葉や、5本のバラの「あなたに出会えたことの心からの喜び」、12本のバラの「私と付き合ってください」という花言葉が似たように使えるでしょう。
また10本のバラ程度のボリュームであれば相手の負担にもなりにくいです。
まとめ
「あなたのことが好きでした」と表現するのに使える花としては99本のバラやスズランなどが挙げられます。
赤いバラ、5本のバラ、12本のバラなども似たように使えるでしょう。
ただし99本のバラを贈る際は相手の負担にならないよう工夫が必要です。