「ドリブル」とは?意味や特徴や概要、(バドミントン用語)の言葉の使い方など分かりやすく解釈

バドミントン用語のひとつとして「ドリブル」というものがあります。

初心者は特に注意が必要とされるこの言葉、いったい何を指しているのでしょうか。

今回は、バドミントン用語「ドリブル」の意味と関連用語について解説します。

「ドリブル」とは?意味

「ドリブル」とは、「ひとりのプレイヤーがシャトルを連続して打つ反則行為」を意味するバドミントン用語です。

「ドリブル」の概要

バドミントンではコートに飛んできたシャトルを一度打つだけで相手コートに返球しなくてはいけないルールです。

シャトルをラケットで打てるのは相手が打ったあとの一回のみであり複数回ふれてしまうと反則で相手に得点が加算されます。

「一回で返球すべきシャトルを同一のプレイヤーが続けて2回以上打ってしまう反則行為」のことをバドミントン用語で「ドリブル」といいます。

「ドリブル」というのは球技において連続的にボールに触れる動作を表す言葉でバスケットボールなどでは基本的なテクニックとされていますが、バドミントンのようにプレイヤーが一度しか打てない狭義では反則扱いになります。

「ドリブル」が出やすいのは地面ギリギリでシャトルをとらえるようなショットです。

落ちる寸前に飛びついてショットするような状況ではラケットのテイクバックが十分取れず手先を伸ばすような無理な体勢のショットになりがちです。

そのようなショットではシャトルが地面に落ちる前に打てたとしても十分な強さで打つことができずラケット面でシャトルが小さくバウンドしてしまい「ドリブル」の反則を犯してしまいます。

このような状況での「ドリブル」を防ぐにはラケットをシャトルに合わせるだけではなく小さくともテイクバックをとってからすくい上げる意識で打ちましょう。

ラケットを使ったシャトルコントロールが不十分だと「ドリブル」が出やすくなります。

ラケット面でシャトルをしっかりとらえて打つという基本中の基本のテクニックですが、ラケットをしっかり握っていないとラケット面がぶれて2度打ってしまったりラケット面に対して斜めに当たったシャトルがクッションバウンドのような形で不規則に飛んで2度打ちしたりして「ドリブル」になってしまいます。

「ドリブル」を防ぐコツは「ラケットをしっかり握ってきちんと打つこと」です。

とても簡単なことですが基本を意識するだけで「ドリブル」のリスクは大きく下がります。

「ドリブル」の言葉の使い方や使われ方

・『シャトルに追いついたがドリブルしてしまった』
・『接戦でのドリブルは非常に痛い』
・『きちんと打ち切らないとドリブルになりやすいので注意しよう』
・『ドリブルでマッチポイントになってしまった』

「ドリブル」の関連語

・ダブルタッチ
「ダブルスの試合において同じチームの選手が連続してシャトルを打つ反則」を意味する言葉です。

「ドリブル」がひとりでシャトルを続けて打つ反則なのに対し、こちらはダブルスの選手同士が続けてシャトルを打つ反則を指します。

まとめ

「ドリブル」はラケット技術が低い初心者にありがちな反則です。

基本のテクニックを徹底することで防げるミスなのでひとつのショットを丁寧に打つ意識でプレーして余計な失点を減らしましょう。

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