この記事では、「よかったら」と「よろしければ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「よかったら」とは?
相手が持っていない物を貸してあげるとき「よかったら」といって、自分の親切心を持って必要としている物を手渡すとき使う言葉です。
また、場所が分からない人がいたときは、「よかったらご案内します」と伝える場合もあります。
主に、日常的に使える言葉として、困っている人を手伝ってあげたいと思うときの声かけに使う言葉として使われているわけです。
「よろしければ」とは?
ビジネスシーンでは、目上の人や取引先の相手に対して失礼がないよう丁寧に話しかけるとき「よろしければ」と使います。
相手がどのように事を進めればいいか分からないときや、場所が分からず困っているとき丁寧に聞く言葉として使われている言葉です。
また、上司が忙しそうにしているとき、手伝いたいと気持ちを伝える状況なら「よろしければお手伝いします」と自らが進んで声をかけます。
「よかったら」と「よろしければ」の違い
「よかったら」と「よろしければ」の違いを、分かりやすく解説します。
忙しい人を見かけたり、場所を探していると思う年下や同僚など気軽に声をかけるときに使うのが「よかったら」です。
「よかったら私が対応します」と、相手が気軽に話ができる雰囲気を作り出すのに適した言葉になります。
もう一方の「よろしければ」は「よかったら」の丁寧語として使われている言葉であり、上司や客など丁重に対応する場面で使うところが違う点です。
「よかったら」の例文
・『よかったらこの新しい筆を使ってください』
・『よかったら私が屋上の階段までご案内いたしますが』
「よろしければ」の例文
・『よろしければこの椅子に座って用紙にご記入ください』
・『よろしければ必要事項を記入した後、早めにご確認願います』
まとめ
同じ意味で使われている言葉ですが、相手によってうまく使い分けて、目上の人でも失礼なく声をかけて用件を受けてみるといいでしょう。
