「いらっしゃいましたら」とは、どのような場面で使われるのでしょうか?
今回は「いらっしゃいましたら」について詳しく見てみましょう。
「いらっしゃいましたら」とは?
該当する人がいたらという意味です。
行く、来るの尊敬語です。
いかれる、来られるは、いるの尊敬語になりますが、「いらっしゃいましたら」の方がより敬意を示します。
語尾を変えて「いらっしゃいませ」と表現できます。
歓迎の挨拶の言葉です。
歓迎の挨拶でも接客の場面では、欠かかせない挨拶の言葉になります。
「いらっしゃいましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
いるかいないか分からない場合の呼びかけやお願い、おうかがいなどで使います。
前後の文章で、「いらっしゃる」や「いらっしゃいますか」「いらっしゃいます」などと語尾が変化できる言葉です。
急病人が出た場合に医者がいるかどうかの呼びかけで使用します。
購入する希望者への呼びかけやエレベーターで降りる人への呼びかけなどもあります。
お願いでは、電話の取次、荷物の受け取りのお願いなどがあります。
おうかがいでは、電話の取次、荷物の受け取り、寄付、購入のおうかがいなどです。
ビジネスメールでは、健康を気遣ったり、近況を尋ねる挨拶文で使います。
また、アポイントのお願いやおうかがいなどで使用します。
「いらっしゃいましたら」を使った例文
・『この中にお医者様がいらっしゃいましたら名乗り出てください』
・『○○様がいらっしゃいましたら、電話口までお願いします』
・『次の階は、○○売り場でございます。お降りの方がいらっしゃいましたらお知らせください』
・『今回の展示会にご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひおこしくださいますようお願いします』
「いらっしゃいましたら」の類語や言い替え
・『いらしたら』
・『おりましたら』
・『おられましたら』
・『お見えになりましたら』
まとめ
「いらっしゃいましたら」は、いるかいないか分からない場合の呼びかけやお願い、おうかがいなどで使います。
急病人が出た場合に医者がいるかどうかの呼びかけに使用します。
電話の取次や荷物の受け取り、購入の場面などの様々なシーンで使われます。
バスやエレベーターで降りる人への呼びかけなどでも用います。
ビジネスメールでは、健康を気遣ったり、近況を尋ねる挨拶文で使います。
語尾を変えて「いらっしゃいませ」は、歓迎の挨拶の言葉です。
接客の場面では、欠かかせない挨拶の言葉になります。
前後の文章で、「いらっしゃる」や「いらっしゃいますか」「いらっしゃいます」などと語尾が変化するので、文章によって言い替えて使えるようにしましょう。
