本記事では、「それと」の言い換え語を解説します。
「それと」とは?どんな言葉
「それと」とは、「相手に近いところにあるモノを指して、それに別のモノを付け加える場合」に使われる接続詞です。
「それと」の意味として、「物理的なモノではない物事一般を指して付け加えるとき」にも使用されます。
「それと」は、「さて」のように「他の話題に切り替える場合」にも使える口語(話し言葉)です。
ビジネスでも使える「それと」の言い換えのお勧め
ここでは「それと」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「また」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ビジネスでは「それと」を使うと砕けすぎている印象を与えています。
そのため、「それと」のビジネス向きのニュアンスがある言い換えとして「また」を挙げることができます。
「また売上げデータについてはこちらをご覧ください」のような文章で使う使い方になります。
「加えて」(くわえて)
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」をビジネスで使いたいのであれば、「加えて」に言い換えると丁寧なニュアンスになります。
「今までの営業手法に加えてSNSを活用することにいたします」のような例文で使われています。
「それと」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「それと」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「それから」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」のカジュアルな言い換えとして「それから」があります。
「前述した事柄とは異なる内容を付け加えたい場合」に、堅苦しくないニュアンスで使うことができます。
「それから、明日のプレゼン資料の準備もお願いします」といった文章で使われています。
「もう一つ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」の日常会話でも使えるカジュアルな類語として、「もう一つ」を挙げられます。
一つの話題が終わった後に、別の話題を付け加える場合」に使うような使い方になります。
「もう一つお願いごとがあります」のような例文で使用することができます。
「あと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」をフランクな印象を与える言葉に言い換えたいのであれば、「あと」を使うことができます。
「それと来週は大阪まで出張をお願いします」といった言い方を、「あと、来週は大阪まで出張をお願いします」と言い換えるだけでかなりカジュアルなニュアンスになるのです。
まとめ
「それと」の言い換えには、ビジネスでも使える表現からカジュアルな語感の言い方まで色々なものがあります。
ビジネスでは「また・加えて」、カジュアルでは「それから・もう一つ」など、状況や相手に合わせて使い分けていきましょう。