「かさばる」とは?言い換えを徹底解釈

この記事では、「かさばる」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「かさばる」という言葉の意味

漢字では「嵩張る」と表記する「かさばる」という言葉は、「ものの大きさ」「分量」などを表す「嵩」という語と、「広がりのびる」「ふくらませる」などの意を持つ「張る」という語を組み合わせており、容量や体積などが大きくて場所をとるさまや、物のかさが増える様子などを表しています。

「かさばる」という言葉の1つ目の意味は、「空間を占める物の割合が大きくなる」です。

2つ目は「あまり重さがないのにサイズが大きい」などという意味合いで使われています。

「かさばる」の類語や言い換え

「かさばる」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『かさむ』
「体積や分量などが増える」さまや「勢いに乗る」様子などを表し、「かさばる」と同じく漢字では「嵩む」と表記し、この「嵩」という語は、物の分量や容積などを示す文言になります。

・『増幅(ぞうふく)する』
物事の程度や範囲などが大きくなるさまを表し、「振幅(ふりはば)を大きくする」様子や「広がる幅が増えていく」状態などを表す言葉になります。

・『ボリュームのある』
「容積」「声量」「書物の巻」などを表す英単語「volume」を由来とする言葉で、「容量たっぷり」「量感にあふれた」などと言う意味合いで用いられる文言になります。

・『手に余る』
ある物事が自分の能力では処置しきれないほど大きいさまを表す慣用表現で、「自分の力では片付けられない」様子や「自分の手に負えない」状態などを示す言葉として用いられています。

「かさばる」の類義語

「かさばる」の類義語は以下の通りになります。

・『ふくよか』
「ふっくらと肥えている」さまや「柔らかそうにふくらんでいる」様子などを表す言葉で、漢字では「膨よか」または「脹よか」と表記し、文字どおり膨らんで肥えている状態を示す表現です。

・『増殖(ぞうしょく)』
「ふえて多くなる」さまや「少しずつ増加していく」様子などを表し、生物学においては、細胞や個体などのあらゆる段階で発生する量的な増加を指して用いられる表現になります。

・『煩雑(はんざつ)』
面倒なまで事態がこみいっているさまを表し、「込み入って煩わしい」様子や「物事が入り混じっていて複雑な」状態などを表す言葉になります。

・『ふやける』
水やお湯などに浸されて、膨れて柔らかくなる状態を表し、転じて「だらしなくなる」さまや「だらける」様子などを表しています。

まとめ

今回は「かさばる」という言葉について紹介しました。

「かさばる」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。

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