本記事では、「どんどん」の言い換え語を解説します。
「どんどん」とは?どんな言葉
「どんどん」という言葉は、「ある事が次々と勢いよく進行する」さまや「特定の事柄が順調にはかどる」様子などを表し、また一方では「ものを激しくたたく音」を表す文言としても使用されています。
ビジネスでも使える「どんどん」の言い換えのお勧め
ここでは「どんどん」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「より一層」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「より」と「一層」という似たような意味合いの語を重ねることで、本来持っている意味を強調させた言葉で、「もっと」や「さらに」などを示す文言になります。
「益々(ますます)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度がより極端になっていく」さまや「以前よりも数量や程度などが増していく」様子などを表す言葉で、後述する言葉を強調する表現として使われています。
「滞(とどこお)りなく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ある物事が途中でつっかえたり、トラブルによって止まったりすることなく進行する状態を表し、「順調に事が運んでいる」さまや「計画などが予定通りにスムーズに進む」様子などを示しています。
「急速に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある事象の進行具合が非常に速い」さまや「物事がとても早く進んでいく」様子などを表す言葉で、変化するスピードや実際の速度などが大変速いという意味合いで用いられる表現になります。
「どんどん」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「どんどん」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ぐんぐん」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どんどん」とよく似た意味合いの言葉ですが、「どんどん」がもつ意味に加えて「より上に伸びていく」さまや「順調に成長していく」様子などを強調するニュアンスを含む表現として用いられています。
「もっと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ある事柄や事象などの程度や状態がさらにその度を強めるという意味合いの言葉で、「程度がそれ以上になる」さまや「さらに加えて」などを示す表現です。
「フルスピードで」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全速力」を意味する英語句「full speed」を由来とする言葉ですが、日本語としての意味では「可能な限り早く」や「精一杯(せいいっぱい)」などという意味合いで使われています。
「とんとん拍子」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「物事が思い通りに進行する」さまや「問題などが起きずに計画を予定通りに進める」様子などを表し、元々は演劇などで手拍子(てびょうし)の音「とんとん」にあわせて、演者が舞台で踊る様子から使われ始めた文言になります。
まとめ
「どんどん」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつも存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。