本記事では、「ついでに」の言い換え語を解説します。
「ついでに」とは?どんな言葉
「ついでに」とは、「ある物事をした時に、一緒に他の物事もしようとする場合」に使われる副詞です。
「ついでに」の副詞的な表現は、漢字で表記すると「序でに」になります。
「ついでに」という言い回しには、「ある行動をしたから、その機会を活用して一緒に他のこともする」といったニュアンスがあります。
ビジネスでも使える「ついでに」の言い換えのお勧め
ここでは「ついでに」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ちなみに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ついでに」の言い換えに、「ある物事と関係する他の物事に言及する場合」に使える「ちなみに」があります。
「ちなみに、納期は来月末でお願いいたします」などの使い方ができます。
ビジネスでは「ついでに」よりも「ちなみに」を使ったほうが謙譲語のへりくだったニュアンスを伝えやすいのです。
「それに関連して」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ついでに」の言葉をより丁寧なニュアンスで使いたいのであれば、「それに関連して」に言い換えると良いでしょう。
「それに関連して、この職場では私語が禁止になりました」といった使い方をします。
「付け加えますと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「付け加えますと」の接続詞は、「前述した内容に別の内容を付け足すこと」を意味して使う使い方になります。
「付け加えますと、技術的な課題がまだ残っています」などの文章で、「前の内容に付け足すニュアンス」を出すことができます。
「ついでに」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ついでに」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「せっかくなので」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ついでに」は「ある物事をしたからついでに」といったニュアンスのある言葉です。
そのニュアンスを持つカジュアルな言い回しとして、「せっかくなので」を挙げることができます。
「せっかくなので、ここでコーヒーでも飲んでいきませんか?」などの使い方をします。
「一緒に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ついでに」をよりカジュアルな表現にしたいのであれば、「一緒に」の言葉に言い換えるのがお勧めです。
「ついでに、ガソリンも入れてきて下さい」の文章は、「一緒に、ガソリンも入れてきて下さい」に言い換えても、ほとんど同じ意味のニュアンスになります。
まとめ
「ついでに」の言い換えには、ビジネスでも使える表現からカジュアルな語感の言い方まで色々なものがあります。
ビジネスでは「ちなみに・付け加えますと」、カジュアルでは「せっかくなので」など、場面や相手に合わせて使い分けていきましょう。