この記事では、「驚き」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「驚き」の意味
「驚き」は「おどろき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「意外なことに出くわして、心に衝撃を受けること」という意味です。
2つ目は「はっと気が付くこと」という意味です。
「驚き」は動詞「驚く」の連用形が名詞化した言葉で、「おどろく」の語源には以下の2つがあります。
1つ目は「怖(おぢ)+ろく」という古語が変化したという説で、「おぢ」は「おそれる・こわがる」という意味、「ろく」は動揺するという意味の接尾辞です。
2つ目は「おどろ」という擬態語が変化したという説で、「どろどろ」「ごろごろ」と同じく不安な気持ちを表す言葉です。
「驚き」の言い換え
「驚き」の日常での言い換えは以下の通りです。
1つ目は「びっくり」で、「突然のことや意外なことに一瞬気持ちが引っ張られること」という意味です。
語源は「心に衝撃を受ける」「わずかに動く様子」を表す「びくり」という擬態語が促音化した語です。
2つ目は「仰天(ぎょうてん)」で、「ひどく心に衝撃を受けること」という意味、「あまりの衝撃で天を仰ぐ」という意味の言葉です。
3つ目は「ぶっ飛び」で、「衝撃のあまりに体が吹き飛ぶほどである」という意味の俗語です。
4つ目は「パニクり」で、「衝撃のあまりに冷静に考えられなくなる様子」という意味の俗語です。
5つ目は「たまげる」で、「魂消る」と書き「魂が消えるほどの思い」、つまり「肝をつぶす」という意味で使われています。
「驚き」のビジネスでの言い換え
「驚き」のビジネスでの言い換えは以下の通りです。
・『驚愕(きょうがく)』
「非常に心に衝撃を受けること」という意味、「驚」も「愕」も「おどろ(く)」という意味です。
・『意表を突く(いひょうをつく)』
「相手の予想しないことであっと言わせる様子」という意味で、相手を驚かせることに使われます。
・『サプライズ』
英語の「surprise」が日本語化した言葉で「驚く」「びっくりする」「予期しない」という意味です。
「驚き」を使った例文
「驚き」を使った例文は以下の通りです。
・『ニュースを聞いて全員が驚きを隠せなかった』
あるニュースを聞いて、その場の全員がショックを受けたことを表しています。
・『新人が驚きの活躍を見せた』
新入社員がいきなり素晴らしい成果を出したことを表しています。
・『驚きのあまりに声も出ない』
心への衝撃が大きすぎて言葉が発せられない様子を表しています。
まとめ
今回は「驚き」について紹介しました。
「驚き」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。