この記事では「願う」の意味や言い換え、類語を紹介し、分かりやすく説明していきます。
「願う」の意味
「願(ねが)う」は「〜になってほしい」と、神や仏に祈ることを意味しています。
または、望みが叶うように、願い求めることを表しています。
他にも、自分の希望や望みが叶えられるように、人に頼んだり、役所などに申請することを言います。
さらには、「〜していただく」、「〜して下さる」の意味もあります。
例文としては、「私はいつもあなたの幸せを心から願っています」、「新たなことに挑戦する彼の成功を願った」などのように表現することができます。
「願う」のポジティブな言い換え
・『希望(きぼう)』
こうあってほしいと、よりよい状態を、望み願うことや、その願いを言います。
または、将来に対して、明るい見通しを持つことを意味しています。
例文を挙げると、「彼は希望していた大学に合格した」、「私は希望していた物件に入居することができました」などのように使用することができます。
・『期待(きたい)』
望ましい状態や結果を願って、あてにして心待ちにすることを表しています。
例文としては、「今後の更なる発展を期待します」、「ご期待に添えるように尽力します」などのように用います。
・『願望(がんぼう)』
「〜であってほしい」、「〜であってくれればいい」と強くと思うことを意味しています。
例としては、「ようやく願望が聞き入れられました」、「これが私の切なる願望です」などと使うことができます。
「願う」の類語や言い換え
・『念願(ねんがん)』
心にかけて望み願うことや、その願いを言います。
例えば、「念願だったマイホームを手に入れることができた」、「念願の初優勝で地元は大いに盛り上がった」などのように表現することができます。
・『嘆願(たんがん)』
事情を説明して、熱心に頼むことを表しています。
例文を挙げると、「役所に嘆願書を停止した」、「彼に嘆願されたが、聞き入れることはできなかった」などのように表現できます。
・『所望(しょもう)』
ある物が欲しいと望むことや、ある事をしてほしいと望み願うことを言います。
例としては、「貴殿のご所望の品が届きました」、「茶を所望する」などと使うことができます。
まとめ
今回は「願う」について、ご紹介しました。
「願う」の意味や、「願う」の類語や言い換えを適切に使いながら、より豊かな国語表現の力を身に付けていきましょう。