この記事では「今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています」について解説をします。
「今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています」とは?意味
これからもっと成功することと発展することを祈っている、という意味です。
「さらなる」には、ますますのという意味があります。
程度が一層はなはだしくなるさまを表す言葉です。
「ご成功」は「成功」を敬意を示す形にしています。
「ご発展」も敬意を表す形にしています。
他人の行為を表す語に「ご」をつけて、その行為をする人を敬います。
「お祈りしています」は、話し手側の願う気持ちを表す言葉です。
「今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手紙やメールの中で使われています。
手紙やメールで用件を伝えるだけで締めくくりの言葉がないと、中途半端な印象を与えてしまいます。
また、場合によっては失礼になります。
そのため締めくくりの言葉を伝えるのですが、どういった言葉を伝えたらよいのか悩むことがあるでしょう。
そういったときにこの言葉を使うことができます。
このような一言があるだけで印象がよくなります。
気をつけたい点は、「発展」は個人に対しては使わないことです。
個人に対しては「ご活躍」という言葉を用います。
また、この言葉は祝いの席でのあいさつでも使われています。
たとえば、祝賀会に呼ばれて参加をすることになり、この会であいさつをすることになったとします。
そういったときに、あいさつの最後の方でこの言葉を用います。
対面で伝えるときには、はっきりした声で述べるようにしましょう。
小さな声でぼそぼそといっても、祈っている気持ちが伝わりません。
「今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています」を使った例文
・『このたびはおめでとうございます。今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています』
「今後のさらなるご成功とご発展をお祈りしています」の返答や返信例
手紙やメールの締めくくりの言葉として伝えられているときには、この言葉自体に返答をする必要はありません。
手紙やメールの中で用件が伝えられているはずなので、それに対して返事を出します。
集まりでのあいさつで伝えられているときも、返答をする必要はありません。
多くの人の前であいさつをしているので、この場で返答はしないのです。
挨拶が終わったら拍手をします。
まとめ
この言葉は、手紙やメールの最後の方で締めくくりの言葉として使われています。
どのような言葉で手紙やメールを締めくくるかによって、印象が変わります。
どのような言葉を使うのが適切か考えて、言葉を使ってください。
