「ラミウム」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ラミウム」はシソ科「ラミウム」属の多年草です。

ヨーロッパ、アフリカ北部、アジアの温帯域に分布し、乾燥した日当たりの良い場所を好みます。

花は白、ピンク、黄色、紫などがあり、唇型ですが、上部分が大きく傘状になります。

花期は5月から6月です。

今回は、「ラミウム」の花言葉について解説します。

「ラミウム」の花言葉

「気付かれない想い」「清楚」「愛嬌」「一夜の恋」などがあります。

恋に関わる花言葉が多いですが、あまり幸せな結末が予想できないため、他の花で補うと良いでしょう。

「気付かれない想い」

「ラミウム」の花が笠をかぶって姿を隠しているように見える事から付いた花言葉です。

そのまま終わりがちという意味で「初恋」、気付かれなくても良いという「慈愛」などの花言葉も付いています。

片思いに心を煩わせている友人へ贈り慰めるのに向きます。

仲は良いけれど、恋愛を意識していなかった相手への告白に添えても意味が合います。

裏地に凝ったジャケットの商品イメージにも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、既に想いがきちんと伝わっている人です。

この場合、恋心以外に何か含むところがあるようで、相手を不安にさせてしまいます。

「清楚」

こちらも笠に隠れるような花の姿を、控えめで心根の清らかな人に喩えた花言葉です。

近い意味で「清明」という花言葉もあります。

清らかで楚々とした印象の人に向きます。

もう少し意味を広げ、清く正しい精神を持ちながら、押しつけがましくなく控えめな人にも良いでしょう。

「愛嬌」

カラフルな花が多数咲く様子から付いた花言葉です。

一方、「ラミウム」は和名を「オドリコソウ(踊子草)」と呼ぶ事から、賑やかに踊り愛嬌のある様子をイメージしても合います。

同じ由来の花言葉で「陽気」「快活」があります。

息を呑むような美しさはないけれど、愛嬌があり親しみやすい人へ贈るのに向きます。

愛嬌があり、つい触りたくなるぬいぐるみのブランドイメージにも使えます。

「一夜の恋」

こちらも「オドリコソウ」としてのイメージから付いた花言葉です。

花笠をかぶった踊り手の姿から、お祭りの一夜だけ結ばれる連想です。

一夜限りの関係というのは、両方が「一夜で充分」と思う前提が必要で、楽しすぎればそこで終わらず、片方だけ気分が残れば泥沼展開と、現実では良い意味にはなりません。

創作で、翌日には離ればなれになる、身分違いや敵味方に分かれた状態などのギミックを付ければ、丁度良い具合に使えるでしょう。

まとめ

「ラミウム」は花も葉も美しい植物です。

花言葉を知れば、花の詳しい形にも興味が向かうでしょう。

花との距離をぐっと近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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