「ハマギク(浜菊)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ハマギク(浜菊)」は、キク科「ハマギク」属の多年草です。

古い株は木質化する亜木でもあります。

日本固有種で、青森から茨城の太平洋に面した崖地や砂丘で見られ、江戸時代から鑑賞用に栽培されています。

花は一重のキクで、中央に黄色い筒状花、周辺に白い花弁(舌状花)をつけて咲き、直径は6cm程と、ノギクの中でも大型です。

花期は9月から11月です。

今回は、「ハマギク」の花言葉について解説します。

「ハマギク(浜菊)」の花言葉

「逆境に立ち向かう」「友愛」「単純な美」があります。

良い意味が揃っており、贈り物にもお祝いにも、お見舞いのような場面にも向きます。

「逆境に立ち向かう」

海岸は、通常植物が生えない場所です。

土中の塩分が増えると、植物の根は浸透圧の関係で脱水状態になり、更にナトリウムイオンは多くの植物にとって有害です。

また、砂浜は水を保持する能力が低く、栄養分も乏しい痩せた土地です。

そんな場所を選んで生える「ハマギク」の姿から付いた花言葉です。

どんな逆境にもくじけず、むしろ進んで逆境に飛び込むような友人や同僚、スポーツなどのチームメイトに贈るのに向きます。

メインストリームに逆行する商品で個性を出す企業のシンボルにも合うでしょう。

海辺で「ハマギク」を眺め、自分に訪れている逆境に立ち向かう気持ちを奮い立たせる事も出来ます。

この花言葉が合わないのは、人に合わせられずトラブルを起こしがちな人です。

自分で起こした波風に立ち向かうのは、自業自得といい、逆境とは呼びません。

「友愛」

砂の上で群生する「ハマギク」の様子から付いた花言葉です。

「友愛」は、比較的定義が曖昧な概念ですが、恋愛ではないという部分は概ね一致しています。

好ましく感じる友人、兄弟姉妹、隣人などに贈るのに向く花言葉です。

学校の敷地に植えるのも良いでしょう。

会社同士の連携の会議場にも合います。

スマホの待ち受けにして、友愛を意識すれば、些細な他人の行動に苛つく事が減るでしょう。

この花言葉が合わないのは、恋人や配偶者、子供です。

彼らに対する愛は、ずっと狭く排他的で、それ故に強いものです。

「単純な美」

小さい子供に想像で「花」を描かせれば、チューリップか一重のキクになります。

絵心のない大人も、大して変わらないでしょう。

そんな標準的な「花」の美しさを持つ「ハマギク」からイメージされた花言葉です。

標準とは破綻がない事であり、それは人が本能的に持つ美の基準です。

人間の顔を平均化していくと、美男、美女に収斂するともいいます。

誰に聞いても「美しい」と思われるような友人や恋人、配偶者などに贈るのに向く花言葉です。

ダイヤモンドアクセサリーの商品イメージに向きます。

この花言葉が合わないのは、複雑で尖った美しさを持つ人です。

どちらにも良さがあり、どちらかに合わせる必要はありません。

まとめ

海で見かける「ハマギク」は、際だって目を惹くものです。

花言葉を知れば、さらにその逞しさや美しさに気付くでしょう。

花をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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