この記事では、「続ける」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「続ける」という言葉の意味
「物と物をつらねていく」や「間隔をおかずに次のものへつないでいく」などの意味をもつ「続ける」という言葉は、「特定の事象や物事などを止めどなくつらねていく」という意味合いを持ち、同じことを間をあけずに繰り返していくさまを表しています。
「続ける」という言葉の1つ目の意味は、「(ある状態や行為などに対して)とぎれたり変化させたりしない状態のまま保つ」ことです。
2つ目は「間をおかずに一定の事柄を繰り返して行う」という意味で、途切れることなく連ねていく、などというニュアンスになります。
「続ける」のポジティブな言い換え
「続ける」という言葉のポジティブな言い換えは以下の通りです。
・『キープする』
「ある状態を確保したり、維持すること」を表す言葉で、転じて「手もとに置いたままにする」という意味もあります。
英単語の「keep」には、「一定の状態にしておく」や「ずっと持っている」などという意味があります。
・『保持する』
「保ち続けること」や「一度記憶したことが心に残っていること」などという意味があり、心理学上、記憶痕跡が存続していることを指しています。
・『存続する』
「ひき続いて存在すること」や「同じ状態で長く続くこと」を意味する言葉で、特定の期間やり通すことや、時間的継続などの意味合いを持っています。
・『永続する』
「同じ状態がながく続くこと」や「長続き」などを表す言葉で、ある物事がながく絶えることなく続いていくさまを表しています。
「続ける」の類語や言い換え
「続ける」の類語や言い換えは以下の通りになります。
・『恒常(こうじょう)』
「一定で変わりがないこと」「常に変わらず、同じであること」などという意味があり、変化がなく同じことの繰り返しであることを指しています。
・『不変(ふへん)』
「変わらない状態のまま、一定の状態を保つこと」を意味する言葉で、人や物事、習慣などが、最初の頃の状態を保ったまま、ずっと同じ状態であることを指しています。
・『承継(しょうけい)』
「ひきつづいて、受け継いでいく」ことを表す言葉ですが、 理念や思想、精神などを対象としている「承継」と、具体性のある経済的な価値や資格などを対象とした「継承」では、厳密には意味が異なりますので注意が必要です。
まとめ
今回は「続ける」という言葉について紹介しました。
「続ける」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
