この記事では「思った次第です」について解説をします。
「思った次第です」とは?意味
ある事柄について、そのように思った理由を述べる言葉です。
「思った」の「た」は、動作や作用が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表します。
「次第」は、そうなった理由という意味です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現になります。
「思った次第です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄について、話し手がなぜそう思ったのかを説明するときに用います。
この前には、どのように思ったのかや、そう思った理由を述べます。
たとえば、「素晴らしい店ばかりを集めたので、堪能していただけるのではないかと思った次第です」という使い方ができます。
いろいろな店を集めて、飲食店のイベントを行うことになりました。
このイベントには、よく名前の知られている店や、主催者側が「これはおすすめしたい」という店が出展します。
おいしい料理を提供している店ばかりなので、来場者には満足してもらえることでしょう。
このことを伝えるときに、なぜそういえるのかという理由と、どのように思っているのかを、この言葉とともに伝えて用います。
自分の思っていることだけを伝えても、聞き手に理解してもらえないことがあります。
そういったときには、なぜそのように思ったのか理由を説明してみるとよいでしょう。
「思った次第です」を使った例文
・『その部分は変えてもよいのではないかと思った次第です』
「思った次第です」の返答や返信
なぜそう思ったのか、どのように思ったのかを伝えてくれているので、まずはその話を聞いたり読んだりしましょう。
それに対しての自分の考えを述べてみてください。
たとえば、「ある物事のこの部分は変えてもよいのではないか」と伝えているとします。
それについて自分はどう思うのかを考えて、自分の考えを述べてみてください。
相手と同じ考えであっても、そうでなくてもよいです。
まとめ
この言葉は、話し手が思っていることと、そう思った理由を伝えるときに用いるものです。
自分と他人の思いは違うので、自分の思いを知ってもらうためには説明が必要なことがあります。
そういったときには丁寧に説明してみてください。