「是非ご高覧ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈 (2)

色々な敬語を知っていると、自信をもって任務にあたれます。

「是非ご高覧ください」の意味と使い方を調べていきましょう。

「是非ご高覧ください」とは?

この場合の「是非」とは「ぜひ」と読みます。

強く相手に何かをすすめる時の、掛け声として使われています。

また「ご高覧」「見る」の丁寧な表現で、尊敬語としての力があります。

「是非ご高覧ください」「どうかご覧になってください」と解釈できます。

目上の方に「見てください」とお伝えしたい時の敬語といえるでしょう。

「是非ご高覧ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

恭しく見てもらいたい時の表現が「是非ご高覧ください」です。

丁重にお願いする言い方になっています。

例えば企業主催の展覧会、書展、ガラス細工の催し物をひらく時の招待状に使えます。

「ご高覧」「見る人」を高める尊敬語の役割があるので、丁寧にお伝えしたい時に向いています。

一方で「是非ご高覧ください」は堅苦しさも残るフレーズです。

場の雰囲気に応じて「是非」を平仮名の「ぜひ」にするなど、敬語の引き算も心に留めておきましょう。

「是非ご高覧ください」を使った例文

・『是非ご高覧くださいますよう、お願いいたします』
・『弊社主催の展覧会を、開催いたします。是非ご高覧ください』

「是非ご高覧ください」の類語や言い替え

似ている言い方に「是非ご清覧ください」があります。

「ご高覧」「ご清覧」はとてもよく似ていて、どちらも「偉い方に見てもらう」という共通の意味があります。

一方で「ご清覧」は自分が書いたものを偉い方に見てもらう、「ご高覧」とはちがう意味も持っています。

ニュアンスの差を覚えておきましょう。

言い替えの表現に「ご高覧いただきたく、お願い申し上げます」があります。

「ぜひお誘い合わせの上、ご高覧いただきたくお願い申し上げます」と用います。

まとめ

「是非ご高覧ください」を解説しました。

正しいビジネス敬語をしっかり学んで、敬語力の向上に役立ててください。

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