声を掛けたい時に、何と言えばいいか分からなくなる場合も。
「お元気ですか」の適切な使い方を見ていきましょう。
「お元気ですか」とは?
「お元気ですか」は、相手のことを労う表現です。
「以前と変わりなく、お過ごしですか」という意味合いがあり、先方の健康や体調を気遣う内容になっています。
久しぶりにお会いする方の、挨拶に用いられています。
「お元気ですか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
柔らかい挨拶文のひとつが「お元気ですか」です。
「こんにちは」や「お世話になっております」や「ご無沙汰しております」などひと声添えた後に、使われている挨拶言葉です。
気さくな言い方でもあるので、ビジネスメールより会話文で取り入れられています。
会社のエントランスで知人に会った時、フォーラムの会場で知っている方に出会った時に取り入れていきましょう。
一方で毎日顔を合わせている同僚、定期的に打ち合わせをしている取引先の方には適さない言い方です。
「この前会ったばかりなのに、なぜ」と訝しく思われてしまうので、最低でも1か月以上間隔が空いた相手に取り入れていきましょう。
「お元気ですか」を使った例文
・『こんな所でお会いするなんて。お元気ですか』
・『ご無沙汰しております。会社の皆様もお元気ですか』
「お元気ですか」の類語や言い替え
似ている表現に「どうぞお元気で」があります。
手紙や簡単なビジネスメールの末尾に使えます。
親しい担当者の方に「しばらくお会いできませんが、どうぞお体大切に」と伝えたい時に適しています。
ただし病気療養に入る方には使えないので、注意しておきましょう。
言い替えの表現に「お変わりございませんか」や「お元気でお過ごしでしょうか」や「風邪など、召されていませんか」があります。
まとめ
「お元気ですか」を解説しました。
適切な表現を知っていると、円滑な人間関係につながります。
挨拶文を自分の武器にしていきましょう。