この記事では「お聞かせ願えますでしょうか」について解説をします。
「お聞かせ願えますでしょうか」とは?意味
ある事柄を聞かせてもらえるだろうかという問いかけの言葉です。
「お聞かせ」は、聞くことを相手を敬っていう形にしています。
「聞か」は「聞く」のことで、注意して耳を傾けるという意味です。
自然と耳に入ってくることではなく、意識をして耳を傾けることをいいます。
「願えますでしょうか」は頼み事をする際に用いる表現です。
「ます」は敬意を表す語、「でしょうか」は問いかけの意です。
「お聞かせ願えますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、意見などを聞きたいときに使用をします。
「願えますでしょうか」という表現を使って、それをして欲しいと柔らかく伝えています。
問いかけの形にすると、その事柄をするのか、しないのか、相手に選択させることになります。
相手にも事情があり、ある事柄を伝えられることもあれば、伝えられないこともあるでしょう。
問いかけの形ならば、そういった事情に配慮をすることができます。
ただし、それをやらないという選択もできるので、意見などをもらえない可能性があります。
必ず意見をもらいたいならば、「お聞かせください」という言い方にするとよいでしょう。
「ください」を使うと強く求める意が伝わります。
しかし、上からものをいっているようで、人によっては不快になります。
何を聞きたいのか、誰に聞くのかなどを考えて伝える必要があります。
「お聞かせ願えますでしょうか」を使った例文
・『お忙しいところ恐縮ですが、ご意見をお聞かせ願えますでしょうか』
「お聞かせ願えますでしょうか」の返答や返信例
何かを聞きたいようなので、その事柄を聞かせられるならば、求められている事柄を伝えてください。
たとえば、意見を求められているなら、自分の考えを述べます。
すぐには思いつかなくても、考えて意見を伝えるようにしましょう。
相手に気に入られる意見を述べるのではなく、自分が本当に思っていることを伝えた方が、相手の役に立ちます。
商品に関する意見ならば、悪い部分を指摘することで改良につながります。
しかし、人を批難するような発言は控えてください。
まとめ
この言葉は、意見などを聞きたいときに用いる問いかけの言葉です。
問いかけの形は相手の事情に配慮をしており、行ってもらいたい事柄を柔らかく伝えられます。
