「まだまだ暑さ残る今日この頃」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「まだまだ暑さ残る今日この頃」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「まだまだ暑さ残る今日この頃」とは?

「まだまだ暑さ残る今日この頃」は、夏が終わった後でもまだ暑いと感じられる時期に用いられる挨拶表現になります。

タイミング的に9月に入ってから使うことになり、その中旬くらいまでの間に用いられます。

9月になると、実際にはまだ暑くとも、さすがに夏という季節ではないため、そのような時期で、まだ暑さが残っている中という意味で使われています。

用い方としては、この後にご機嫌伺いになる文言を続けて冒頭の挨拶文にする、またはそんな中なので、体調には注意して欲しいといったような文末の締めの挨拶にするという具合です。

使える時期にうまくそのような用い方をするための表現なので、意味自体はあまり気にする必要はありません。

「まだまだ暑さ残る今日この頃」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「まだまだ暑さ残る今日この頃」は、9月の中旬くらいまで用いることができますが、暦の上で9月23日頃になる秋分を過ぎた後には用いないのが通例です。

逆に、それを迎える前の暑さに対して使うと考えておくとよく、文章で使う表現のため、口語で用いることはまずありません。

使える時期が短いながら、秋をいう表現を使うにはまだ早く、かと言って9月に夏と使うにも難なので、その間になる時期に使うものだと覚えておけばいいでしょう。

それなりに親しい間柄で用いる表現になるため、ビジネスシーンではあまり使われていませんが、個人的にそれまでに何度かやりとりがある相手であれば用いても問題なく、それが目上の人であっても使うことができます。

「まだまだ暑さ残る今日この頃」を使った例文

・『まだまだ暑さ残る今日この頃、いかがお過ごしのことかと存じます』
・『まだまだ暑さ残る今日この頃ですが、どうぞお身体にはお気をつけて過ごされてください』

「まだまだ暑さ残る今日この頃」の類語や言い替え

・『初秋の候』
こちらは「秋」という言葉こそ使っていますが、8月下旬から9月の中旬まで使うことができる挨拶表現になります。

よって、ほとんど同じ時期に適した挨拶文のための表現となっており、冒頭に「〜残る今日この頃」と用いる場合の言い替えになります。

ですが、文末の方で使うことはできないので注意してください。

まとめ

「まだまだ暑さ残る今日この頃」は、季節が夏から秋への切り替わる時期にちょうど使うことができる挨拶表現です。

文章でその冒頭、もしくは文末の挨拶文で用いられており、ある程度親しい間柄で使うものです。

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