ビジネス文書や企画書を仕上げている時、これでいいのか迷う言葉もあるものです。
「新たな取り組み」の使い方を見ていきましょう。
「新たな取り組み」とは?
「新たな」とは、新しいというニュアンスがあります。
また「取り組み」は試み、チャレンジを示しています。
そのため「新たな取り組み」で、新しい試みや新規のチャレンジをいいます。
これまで取り組んできたことではない、まったく新しい挑みをあらわすので覚えておきましょう。
企業が新分野に参入する時、既存のサービスではない新しい挑戦をする時に用いられています。
「新たな取り組み」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
古いままのビジネスを続けていると、時代の波に押しつぶされてしまうことがあります。
変化の激しい今を追い抜くための、ありとあらゆる秘策を新たな取り組みと呼んでいます。
例えばシャッター商店街に昔のような活気を取り戻すための、多彩なイベントを計画することも新たな取り組みといいます。
このほか従業員の健康をサポートするために、社食に野菜中心のメニューを取り入れるのも新たな取り組みといえるでしょう。
新たな取り組みはこれまでにない冒険を指しますが、一方でその範囲が広いので、内容を細かく説明しないと社内に浸透しないことも。
抽象的な第一歩とならないよう、中身を固めてから用いていきましょう。
「新たな取り組み」を使った例文
・『昨年度から実施している、新たな取り組みをご紹介いたします』
・『地産地消を狙った、新たな取り組みがスタートします』
「新たな取り組み」の類語や言い替え
「新たな取り組み」とよく似ている言い方に「新規事業」も挙げられます。
現代のニーズに合う新しいチャレンジ、新しい試みを示しています。
こうした事業を始めることを「新規事業の立ち上げ」と呼んでいます。
また新規事業を生み出すためのヒントとなるのが、フレームワークです。
フレームワークは枠組みをいい、論理的な思考を大切にしつつ、問題を解決していく図式をいいます。
このほか置きかえの表現にあたるのが「新規事業の参入」となります。
併せて覚えておきましょう。
まとめ
「新たな取り組み」について解説しました。
正しい言い回しを知って、仕事力を上げてみてください。
