「進捗を報告させていただきます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「進捗を報告させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「進捗を報告させていただきます」とは?

「進捗を報告させていただきます」は、これから何かの進展具合を報告するという使い方になる表現です。

すぐに終わるような内容ではない、長期的なプロジェクトなどの途中で、ここまで進んでいるといった報告を行う際によく使われており、「○○の現在の進捗を報告させていただきます」のようにして、続けて実際の進展について述べていくという用い方になります。

口語、文章のどちらでも問題なく、そのような報告を行うべき相手に対して使われており、それが予定通りだ、少し遅れているなどと、どのようになっているのかと伝えるの表現を用いる目的です。

「ご報告」とすると少し丁寧にできるので、そちらで使われることも多いです。

「進捗を報告させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「進捗を報告させていただきます」は、いい報告になる、もしくは悪いそれになる場合でも問題なく使うことができます。

この表現だけではそのどちらかは分からないため、後に続く内容次第ですが、そちらについては予定の通り、それより進みが早い、または遅れているという進展具合がメインになりますが、遅れているのはこのような問題があるためだ、こういった障害があるので進んでいないといったような、補足となるものをつけて用いても構いません。

例えば、「進捗を報告させていただきます。

現状では少し遅れてしまっていますが、工員の増員を予定しておりますので、これからその分を取り返せる予定です」
のように使うことができるという具合です。

「進捗を報告させていただきます」を使った例文

・『進捗を報告させていただきます。今のところ何も問題はなく、予定通りに進んでいます』
・『○○についての進捗を報告させていただきます。若干遅れ気味ではありますが、納期には問題のない範囲です』

「進捗を報告させていただきます」の類語や言い替え

・『進捗状況を報告させていただきます』
「進捗」だけでもその状況という解釈になるので、わざわざこの「進捗状況」とする必要はありませんが、特に重言になるという訳ではなく、聞こえのよさや見栄えからこのように用いることが少なくありません。

特にビジネスシーンではこちらにして使う場合が多く見られるため、「報告」「ご報告」にした形で定型的に覚えておくといいでしょう。

まとめ

「進捗を報告させていただきます」は、何かの進み具合についての説明を行う際に用います。

この後にそれを続けて使う表現で、補足となる内容を含んでも構わず、その報告が必要な相手に対して用いられます。

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