本記事では、「お先に失礼します」の言い換え語を解説します。
「お先に失礼します」とは?どんな言葉
「仕事を終えて、先に退社させてもらいます」という意味合いを表すフレーズです。
「お先に失礼します」は敬語表現なので、目上の相手にも使うことが可能です。
「本日お先に失礼します」のように使われています。
ビジネスでも使える「お先に失礼します」の言い換えのお勧め
ここでは「お先に失礼します」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お先に上(あ)がらせていただきます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「上がり」とは、「仕事を終える」という意味を表す言葉です。
仕事だけでなく、ボードゲームやカードゲームなどで勝ったときもこの「上がり」が使われています。
その他、寿司屋などでは最後に出すお茶のことを「上がり」と言ったり、競馬ではレース終盤や調教終盤のことを「上がり」と言ったりします。
「上がり」はいずれも「終わり」というニュアンスで使われる言葉なのです。
「お言葉に甘えて、本日はお先に上がらせていただきます」のように使われています。
「お疲れ様です」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お疲れ様です」は「相手の労をねぎらうための挨拶」として用いられているフレーズです。
転じて、退社するときのフレーズとして用いられています。
目上の相手に用いると失礼になるという意見もありますが、「お疲れ様です」は相手への感謝やいたわりの気持ちを表す言葉なので、近年では立場に関係なく使用されているようです。
「それでは、すいませんがお疲れ様です」のように使われています。
「お先に失礼します」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お先に失礼します」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お先に失礼するよ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お先に失礼します」をよりカジュアルな表現になおしたフレーズです。
語調は似ていますが、ですます調ではないので、目上の相手や親しい間柄ではない場合、失礼な印象を与える可能性があるので注意しましょう。
「それじゃあ、今日はお先に失礼するよ」のように使われています。
「お先に上がらせてもらうよ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お先に失礼します」と言い換えが可能な「お先に上がらせていただきます」をよりカジュアルな表現になおしたフレーズです。
こちらも語調は似ていますが、ですます調ではないので、使用する場面に注意しましょう。
「悪いけど、お先に上がらせてもらうよ」のように使われています。
まとめ
「お先に失礼します」はかしこまった表現からカジュアルな表現まで色々なフレーズへと言い換えが可能です。
その場その場に適した使い分けができるように、是非この記事を参考にしてみて下さい。