この記事では「従事してきました」について解説をします。
「従事してきました」とは?意味
ある仕事に携わってきました、という意味です。
「従事」には、一つの仕事を主として携わることという意味があります。
たとえば、菓子製造の仕事をもっぱら行ってきた、新商品の開発をもっぱら行ってきたなどです。
「てきました」は、ある事柄を行って今にいたることを表します。
「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語で、何かに従事をしていたのは過去のことです。
「従事してきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、就職面接の際に使われます。
面接の際には、自分が何をできるのかアピールすることが重要です。
具体的なエピソードがあると信ぴょう性が増します。
これまで携わってきた仕事に関する事柄は具体的なエピソードとなります。
つまり、この言葉を使って、自分には何ができるのかを伝えることができるのです。
具体的に話そうとすると話が長くなってしまいがちですが、面接での自己紹介は1〜2分程度におさめるようにします。
より詳しく話したいでしょうが、話が長くなると何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。
一番伝えたい事柄は何かを意識して、1〜2分程度でおさまるように自己紹介を考えてみてください。
何を伝えるかだけでなく、どう伝えるかも重要です。
採用担当者は服装や態度も見ています。
姿勢を正し、相手の方を見て、はっきりした声で伝えましょう。
人は視覚から多くの情報を得ているので、態度は特に重要です。
自分ではしっかりした態度のつもりでも、相手から見るとそうはうつっていない場合があります。
一度鏡で確認してみるとよいでしょう。
「従事してきました」を使った例文
・『これまで○○に従事してきました』
「従事してきました」の返答や返信例
面接の場合、この後にもまだ話が続くなら最後まで聞きます。
聞き終わってから尋ねたい事柄があるなら、質問をします。
これまで携わってきた事柄をこの会社の仕事にどう活かせるのか、携わってきた事柄から何を学んだのかなど尋ねてみるとよいでしょう。
話される内容から相手の人柄や能力などを判断します。
雑談でこの言葉がでてきた場合も、何に携わってきて、何をしてきたのか気になるようなら尋ねてみるとよいでしょう。
差し支えのない事柄なら話してくれるはずです。
深く尋ねないで欲しい人もいるので、そういった人には配慮してください。
まとめ
この言葉は、話し手が何に携わってきたのかを伝えるものです。
就職面接の際に使われています。
自分がこれまで行ってきた仕事を述べることで、自分の持っている技術や知識をアピールできます。