この記事では「この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました」について解説をします。
「この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました」とは?意味
採用の内定をもらったことへのお礼の言葉です。
「この度」は、物事が今行われているものや、行われたばかりのものをいう言葉で、今回という意味があります。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「誠に」は本当にという意味です。
肯定的な程度を強調したいときに用います。
「ありがとう」は感謝の気持ちを伝える言葉です。
「ございました」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」と、動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表す「た」で構成されています。
「この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、内定通知をもらったときに用います。
採用面接を受けると、採用でも不採用でも通知が届きます。
内定をもらったときには、返事を出さなければなりません。
その返事の電話やメールの中でこの言葉が使用されます。
返事には期限が定められているはずです。
その期限内ならば、いつ返事を出しても構わないのですが、入社をするなら早めに連絡をすることが望ましいです。
通知をもらってから1週間以内には返事をしましょう。
この言葉はお礼を伝えるもので、内定を承諾するのか辞退をするのかを伝えるものではありません。
この言葉だけでなく、自分の意志を示しましょう。
不採用通知をもらったときには、返事を出す必要はありません。
しかし、連絡をすると相手に印象を与えられることが期待できます。
今後かかわりがあるかもしれず、そのときに声をかけてもらえるかもしれません。
「この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました」を使った例文
・『この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました。内定をお受けさせていただきたく思い、ご連絡いたしました』
「この度は採用の内定をいただき誠にありがとうございました」の返答や返信例
内定を承諾してくれたときには、入社までの案内をします。
いつ何が行われるのか、何が必要なのかなどを伝えます。
また、内定を承諾してくれたことにお礼を伝えます。
辞退をした場合は、残念である気持ちや、今後かかわりがあったならばよろしくということを伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、内定をもらったときに伝えるものです。
内定を承諾する場合でも辞退する場合でも、まずはお礼を伝えます。
そして、内定を承諾するのか、辞退するのか、自分の気持ちを伝えましょう。
この言葉はお礼だけなので、自分の意志を示す必要があります。
