「横から失礼します」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「横から失礼します」の意味
「横から失礼します」は、第三者の立場から割り込むような場面で使用できる言葉です。
ここでの「横」は、当事者以外の意味で使用されています。
メールでも会話でも一対一でのやり取りがベースです。
この場合の方向を「縦」と仮定します。
これに対して、当事者以外が発言すると、それは「横」からの発言という事になるのです。
このように、当事者ではないのに口を挟むことに対する無礼を「失礼します」という言葉で表現しています。
これらのことから、「横から失礼します」が、第三者の立場から割り込むような場面で使用できる言葉であると分かるのです。
「横から失礼します」の敬語での使い方や表現方法
「横から失礼します」は既に敬語になっています。
ここでは、丁寧語の「失礼します」という言葉を用いているのです。
たとえば、ある会議で議論がなされていたとします。
しかしその議論には、重要な観点が抜けているように見受けられたのでした。
このような場面で、「議論が白熱しているところ、横から失礼します」と言うとよいでしょう。
これによって、横から口を挟むことを、上手に表現できるのです。
また、「横から失礼します」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば「横から失礼いたします」で謙譲語にできます。
また、「横から申し訳ありません」のように言い換える手段もあります。
さらに、「横から口を挟んでしまい申し訳ございません」のように、アレンジするような方法もあるのです。
これらのことから、「横から失礼します」を色々な形にできる事が分かります。
同じような意味でも、言葉の選び方次第で印象の違う表現になるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「横から失礼します」の言い換えや使用例
・『盛り上がっているところ、横から失礼します』
・『白熱している最中に、横から失礼いたします』
・『お忙しいところ、横から申し訳ございません』
ここでは、「横から失礼します」の使用例を挙げています。
例文のように、前段に少し言葉を加えると、自然な表現になります。
また、「横から失礼します」を変化させれば、違う印象の表現にできるのです。
まとめ
このように「横から失礼します」は、第三者の立場から割り込むような場面で使用できます。
ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。