ここでは「頭が下がる思いです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「頭が下がる思いです」とは?
「頭が下がる思いです」は、このように用いる相手に対してとても感謝している、または尊敬していると伝えるために用います。
例として、「これだけのことをしていただいた○○さんには頭が下がる思いです」といったように使うと、その人にはとても感謝していると言っています。
「彼の仕事に取り組む姿勢には頭が下がる思いです」と用いると、その彼の仕事に対する姿勢を尊敬しているという使い方になり、立場や年齢が自分と対等、もしくは下になる相手を対象に用いる表現になります。
「頭が下がる思いです」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「頭が下がる思いです」は、先のように、自分より立場が上の相手には用いない表現です。
尊敬しているとも使うことができますが、そういった相手に用いるには向いておらず、それは、自分と年齢や立場が同等、または下なのにも関わらず、その姿勢など対してこのように思うといった使い方になるためです。
そのため、「若いのにも関わらず、とても勤勉な彼には頭が下がる思いです」のような用い方をする場合が多く、その本人以外に誰かをそう思っていると使うことになります。
「頭が下がる思いです」を使った例文
・『あの人の多方面にわたる知識の広さには頭が下がる思いです』
・『○○さんはこの部署に配属されたばかりで慣れないことも多い中、色々と活躍してくれて頭が下がる思いです』
「頭が下がる思いです」の類語や言い替え
・『畏敬の念を抱いています』
この「畏敬」は、誰かを敬うという意味になり、このように用いるとその相手に対してそういった感情を抱いていると伝えることができます。
やはりその本人とは別の誰かに対して使われており、こちらは自分より年齢や立場が上の相手に対して用いるという違いがあります。
よって、尊敬の対象だという意味合いが強く、そういった人だと思っているという表現になります。
まとめ
「頭が下がる思いです」は、その対象になる相手にとても感謝している、もしくは尊敬するという意味になります。
基本的に自分と対等か、年齢や立場が下の相手に対して用いる表現で、それなのにとても頑張っていると誰かに伝えるために使われることが多いです。
