色々な表現を学んでおくと、自信を持って働けます。
「運びと相成りました」の意味と使い方を見ていきましょう。
「運びと相成りました」とは?
この場合の「運び」とは、そういう結果になったことを伝える言い回しです。
「相成りました」は「相成った」の変化した形のこと。
結果や変化をあらわす言葉です。
そのため「運びと相成りました」で「そういう結果に、落ちつきました」という報告の意味があります。
「運びと相成りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
改まった口調で、決定事項をお伝えしたい時の表現が「運びと相成りました」です。
挨拶状や案内状など、ビジネス文書でよく使われるフレーズで「〜することになりました」とお伝えしたいことを述べる時に使います。
新装開店のお知らせ、新店舗オープンのお披露目、会社設立の案内など華やかな場でも使いやすいです。
また閉店や事業縮小のお知らせなど、事業を閉じていく際も使われています。
一方で「運びと相成りました」は通常のビジネスメールには適さない言い方です。
「相成りました」は古語としての要素も強いので、分かりやすい文にしたい時は他の表現も用いていきましょう。
「運びと相成りました」を使った例文
・『新しい店舗を、開店する運びと相成りました』
・『当サイトをリニューアルオープンする運びと相成りました』
「運びと相成りました」の類語や言い替え
似ている言い方に「運びとなりました」があります。
「相成りました」が付いていないので、シンプルな表現に思えます。
こちらも決定事項を報告する言い方で「物流向けのイベントを、開催する運びとなりました」と用いていきます。
読みやすさを意識した文にしたい時に、取り入れていきましょう。
言い替えに「新規オープンいたします」や「閉店することになりました」や「開催いたします」そして「リニューアルオープンします」があります。
まとめ
「運びと相成りました」を解説しました。
気になる表現を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。
