ここでは「上記日程以外でも調整可能ですので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「上記日程以外でも調整可能ですので」とは?
「上記日程以外でも調整可能ですので」は、この表現より前に記載した日程では都合が合わない場合でも、という意味で用いる表現です。
よって、その日程をいくつか挙げておく必要があり、日程と呼べるものなので、X月X日〜Y日のような形になり、その中のどれかから選んで欲しいものの、いずれも都合が合わないようであれば言って欲しいといった使い方になります。
よって、このように使われた際には、既にいくつかの日程が先方から提示されている訳ですが、その中から選ぶ必要はなく、自分の希望を優先してその希望を伝えても構わないということになります。
「上記日程以外でも調整可能ですので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「上記日程以外でも調整可能ですので」と使われた時には、前述のように、それ以外の都合のつく日程を伝えても構いません。
ですが、その場合には必ずしもその日程で合意できるとは限らないので注意してください。
それは、「上記日程以外でも〜」という表現と一緒に挙げられたものは、先方が用意している日程なので、その中から選べば問題なくそれで決定ということになりますが、このように使われた側からの希望だと、それでは使った方の都合がつかない場合があります。
そのため、掲示された日程以外で希望を聞いてもらいたい場合には、その可能性もあると覚えておいてください。
また、「上記」としているので、口語で用いることはなく、文章で使われている表現です。
「上記日程以外でも調整可能ですので」を使った例文
・『上記日程以外でも調整可能ですので、ご希望がありましたらお伝えください』
・『上記日程以外でも調整可能ですので、ご都合のつきます日程が別にありましたら、そちらをお願いいたします』
「上記日程以外でも調整可能ですので」の類語や言い替え
・『上記日時以外でも調整可能ですので』
「日程」を「日時」と変えたことで、X月X日の14時などといった日時を決める際に用いる表現になります。
こちらでもいくつかのそれをこの表現より前に提示し、その中以外で希望があれば教えてくださいという用い方になります。
まとめ
「上記日程以外でも調整可能ですので」は、このように使う側が挙げた日程以外で希望があれば伝えて欲しいという使い方をする表現です。
使われた側として、必ずその希望が通るとは限りませんが、どうしても提示された日程の中では都合がつかない時には、それを伝えてみるといいでしょう。
