「ご都合の良い日程をお選びください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「ご都合の良い日程をお選びください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご都合の良い日程をお選びください」とは?

「ご都合の良い日程をお選びください」は、何かの日程として、いくつかのそれを提示した上でこのように伝え、その中から都合の良いものを選んでもらうという使い方になります。

よって、「以下よりご都合の良い日程をお選びください」などと、そのいくつかの日程を別に挙げる必要があるため、主に文章で使われています。

このように使って相手に好きな日程を選んでもらう場合には、どれを選ばれても使った側は問題はないということになるので、都合のつく日程だけを挙げるのが通例です。

「ご都合の良い日程をお選びください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご都合の良い日程をお選びください」は、「選んでください」としているので、それが2つ以上ある場合に使われますが、その2つであれば「どちらかご都合の良い日程をお選びください」とするとよく、3つ以上の時には「下記よりご都合の良い日程をお選びください」のようにして、そこに候補の日程を挙げていくという使い方になります。

この後にはその返答を待つことになりますが、いずれも都合が悪いといったことがあれば、別の日程の候補を挙げて同様に訊ねるか、相手の都合のつく日程を直接聞くことになるでしょう。

「ご都合の良い日程をお選びください」を使った例文

・『以下の候補の中から、そちら様のご都合の良い日程をお選びください』
・『現在、○日、△日、×日が空いておりますので、ご都合の良い日程をお選びください』

「ご都合の良い日程をお選びください」の類語や言い替え

・『ご都合の良い日時をお選びください』
「日時」とすると、○時の△時といった形での日程の表現になり、時間まで決める必要がある時にはこちらの方が向いています。

ただし、「日程」でもそのように用いることができるため、無理にこちらにする必要はありません。

また、○〜△日と何日かに渡る場合には「日程」の方でないと適した表現では注意してください。

まとめ

「ご都合の良い日程をお選びください」は、候補として挙げた中から都合のつくものを選んでもらう場合に使う表現です。

いくつかのそれを提示して用いることになり、そのいずれを選ばれた時でも、このように使った方には問題がないように調整した上で用いてください。

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