この記事では「教えてくれてありがとう」について解説をします。
「教えてくれてありがとう」とは?意味
ある事柄を知らせてくれてありがとう、という意味です。
「教え」は「教える」を連用形にしています。
知っている事柄を他人に知らせるという意味です。
「くれ」は「くれる」のことで、人が自分の側に何かを与えるという意味です。
また、自分の側から相手にものを与えるという意味もあります。
「教えてくれてありがとう」の場合は前者の意味で用いています。
「ありがとう」はお礼を伝える際に用いる言葉です。
「教えてくれてありがとう」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、自分は知らないけれど他人は知っている事柄を知らせてくれたときに用います。
敬語にはなっていないので、この形だと自分と同等または目下のものへの言い方になります。
目上の人に対しては、「お教えくださりありがとうございます」のような言い方をします。
「教え」は「教える」の連用形です。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「くださる」を続けた形で、その動作をする人に尊敬の意を表します。
自分が知らない事柄を教えてくれたことで、何かしら利益になっているはずです。
わざわざ教えてくれたので、それに対してお礼を伝えるのが望ましいです。
知っている事柄であったとしても、「知っているよ」というのは控えた方がよいでしょう。
「せっかく教えてあげたのに」「そんな言い方しなくてもよいのに」と相手を不快にさせる可能性があります。
相手が教えてくれた事柄について自分の方がより詳しく知っていても、知識をひけらかすのは控えた方がよいでしょう。
感じがよくありません。
「教えてくれてありがとう」を使った例文
・『○○を教えてくれてありがとう』
「教えてくれてありがとう」の返答や返信例
「いえいえ」「どういたしまして」などの言葉を返すとよいでしょう。
教えた事柄について、さらに詳しく知らせることもあります。
ただし、自分の知識を自慢するようなことはやめましょう。
自慢をされていい気分になる人は少ないです。
その情報が相手にとって役に立つようであれば、その情報を伝えます。
ある事柄について尋ねられて、それについて自分が知らないようならば、適当なことをいってはいけません。
適当なことをいうと相手に迷惑をかけます。
知らないならば、自分はわからないとはっきり伝えましょう。
まとめ
この言葉は、他人がある事柄を知らせてくれて、それに対してお礼を伝えるものです。
わざわざ知らせてくれたことは、ありがたいといえます。
たとえ自分が知っている事柄でも、知らせてくれたことにお礼を伝えましょう。