この記事では、「アンダーハンドストローク」の意味や使い方、関連語を分かりやすく説明していきます。
「アンダーハンドストローク」とは?意味
相手が打ったドロップを返球で自分の手前に落としてきたとき、腰より低い打点でシャトルを打ち返すのが「アンダーハンドストローク」です。
コートの上で足を踏み込むとき持っているラケットをスイングさせて、飛んできたシャトルの下に潜り込ませながら手首を返し、下から上にあげるようにして相手側のコートに打ち入れるショットです。
打つときは手首の返しをよく考えて取り入れないと、高く、深い打球は落としてしまうので、うまく使えるようラケットをタイミングよく角度を考えて返すのが注意点です。
「アンダーハンドストローク」の概要
かなり低い位置でシャトルをラケットで打つのが「アンダーハンドストローク」と言い、強いショットを相手側のコートに落とすというよりは、的確に打ち返し、深くに落とすために使われています。
このストロークを出すときには右脚を踏み出してしっかりバランス調整しながらラケットを持つ手首を返して、しっかりと振るのがコツです。
腕の振り方を小さくするため手首の振りすぎに注意して、ラケットが大きく振られないようにすれば床に当たって変形したり、ネットが破けてしまうことがありません。
「アンダーハンドストローク」の言葉の使い方や使われ方
自分の方へとシャトルを打ってきたとき、ラケットで打ち返すとき余裕が無いと動揺するときに使われているのが「アンダーハンドストローク」と言います。
コートに立つ自分の位置から離れた場所にシャトルが落ちてきたとき、移動して打てる余裕がない場合、ラケットを持つ手首を外側に向けながらテイクバックして、大きく右足を出して踏み込むのが重要な点です。
主に、シングルスゲームに用いられるショットであるこの打ち方は、これから試合が始まるときや、基本の打ち出しするときに使われています。
他にも、ロングハイサービスでも用いられていますし、コートの向こう側にいる相手をより後方に移動させ、追いやるときに使えるレシーブになります。
「アンダーハンドストローク」の関連語
関連語に「ラウンドザヘッドストローク」があり、フォアハンドが頭上で打球を繰り出す打ち方を変えたものです。
このショットであれば自分の後方に隙があることを相手が悟ったとしても調整しやすくなり、本来戻る場所へ移動しやすくなります。
それから打球落下地点へバックステップで近寄ったときは軸足で地面を蹴り、後ろへと移動するように飛び上がります。
それから上体を後ろに反らせるように飛び上がり、左を意識して身体を傾けて頭の上に飛んできたシャトルを打ち返します。
このとき、左上からラケットを右下へと振り下ろすことがポイントで、打った後は左足から着地して、崩れた体勢を立て直すことが注意点です。
この「オーバーヘッドストローク」はスマッシュの基本と言えるものであり、ショットが強く打てるようになり、肩から滑らかなスイングを腕にかけて振り落とせるようになります。
まとめ
腰よりも低いシャトルが飛んできてもラケットで打ち返せるときのショットを「アンダーハンドストローク」と言います。
手首を外側に素早く向けるタイミングを考えたり、移動するタイミングを見て移動するなどして、相手のコートの奥深くへと落とすことを意識して打ち返せば、よりしっかり得点を取れるようになるでしょう。
