「お返事をお送りしております」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お返事をお送りしております」とは？
これは、相手に返事を返した場合に使用される言葉です。
「返事」は「返答すること」や「返答の連絡」という意味を持ちます。
これは、相手から聞かれたことに対して、答えることを意味しているのです。
また、「返事」を「お返事」にすると丁寧な言葉遣いになります。
さらに、「お送りしております」は謙譲語と丁寧語を組み合わせた敬語表現になっているのです。
ここから敬語表現を除けば「送っている」になります。
そしてこれは、「送る」を現在進行形にしたものなのです。
これらのことから、「お返事をお送りしております」が、相手に返事を返した場合に使用される言葉であると分かるのです。
「お返事をお送りしております」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、ある顧客から問い合わせがあったとします。
しかし、その質問に対しては、既にメールで返答済の状態だったのです。
このような状況で、「その件に関しては、既にお返事をお送りしております」と言うとよいでしょう。
これによって、既に返事を送付済であることを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「お送りしております」の表現方法に注意するべきです。
これは「お心にかけてくださり」で尊敬語になります。
また、「お送りしています」とすれば謙譲語を使わない形にできます。
また、「送付済です」や「送付済でございます」なども、同等の表現になると言えるのです。
このように、同じような意味でも、言葉の使い方次第で印象が変化します。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お返事をお送りしております」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『昨日、お返事をお送りしております』
・『先月既に、お返事をお送りしております』
・『この件に関しては、お返事をお送りしております』
「お返事をお送りしております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お返事をお送りしております」の類似表現
これの類似表現として、「お返事を送っております」が挙げられます。
「お送りする」と「送る」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お返事をお送りしております」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お返事をお送りしています」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、相手に返事を返した場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
