この記事では「敬意を込めて」について解説をします。
「敬意を込めて」とは?意味
尊敬する気持ちという意味です。
「敬意」とは、尊敬する気持ちのことです。
その人の人柄をとうといものとして認めてうやまうこと、その人の行為や業績を優れたものとして認めてうやまうことをいいます。
「込め」は「込める」という意味です。
十分に含める、気持ちを注ぎ入れるという意味になります。
「敬意を込めて」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は尊敬の気持ちを示したいときに用います。
自分の気持ちを伝えることができます。
相手を敬う気持ちのことで、話し手のことを尊いものとしているのではありません。
たとえば、長年お世話になった人がいたとします。
この人は自分よりも年上で、その人柄をと尊いものとして認めています。
この人に手紙を書きました。
この手紙には、相手を尊敬しているという気持ちが込められています。
この手紙のことは「敬意を込めてしたためた手紙」ということができます。
今度は別の事柄で説明をします。
A社とB社はライバルです。
どちらの企業も、売上をあげるために、そしてよりお客様に喜んでもらうために、日々商品開発をしています。
お互いライバルではあるのですが、お互いがそれぞれの努力を認めています。
A社は、B社が努力し続けていることに対して、尊敬の気持ちを持っています。
尊敬の気持ちを持って、A社からB社にエールを送りました。
このエールには尊敬の気持ちが入っているので、「敬意を込めてエールを送る」などといいます。
人柄を尊いものとして認めて敬ったり、行為や業績が優れたものだと認めてその人を敬ったりする気持ちという意味なので、自分よりも下の立場のものに対して用いることもできます。
下の立場のものであっても、優れた業績をあげたときなどには、尊敬の気持ちを持つことでしょう。
「敬意を込めて」を使った例文
・『敬意を込めて表彰をする』
・『敬意を込めて花束を贈る』
・『伝統文化に敬意を込めて作った製品』
「敬意を込めて」の返答や返信例
この言葉自体に返答することは、あまりありません。
敬意を示してくれているので、それに恥じないような行動をしましょう。
周りから敬われると、いい気になってしまう人がいますが、いい気になっていると次第に人が離れていってしまいます。
そうならないようにするためには、敬意を示されてもこれまでと変わらずに、謙虚な気持ちでい続けることが大切です。
まとめ
この言葉は、相手に対して尊敬の気持ちを持っていることを表す際に用います。
人柄が優れている人や、優れた行為をしたり業績を上げたりしている人に対して用いるものです。