この記事では「お気になさらないで大丈夫です」について解説をします。
「お気になさらないで大丈夫です」とは?
心配をしなくてよい、という意味です。
「お気になさらない」は「気にしない」を丁寧な言い方にしています。
「気にしない」は心配をしないという意味です。
「気にする」を「ない」で打ち消しています。
「する」の尊敬語が「なさる」です。
「お」をつけると丁寧な表現になります。
「大丈夫」は間違いなく確かという意味です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現になります。
「お気になさらないで大丈夫です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が何かを心配していそうなときに用います。
心配していそうなら、一言声をかけるとよいでしょう。
その一言で、相手の気持ちが軽くなるかもしれません。
飲食店で客が料理をこぼしたことで考えてみます。
小さな子ども連れの家族で、子どもが料理を床にこぼしてしまいました。
親は店を汚してしまったことを気にしているようです。
店側はお客さまに楽しんで食事をしてもらいたいと思っており、料理をこぼしたことは気にしないで欲しいです。
ここでこの言葉を伝えます。
一言伝えれば、お客さまはほっとできるでしょう。
楽しんで食事ができるはずです。
この言葉を対面で伝えるなら、態度を意識することも大切です。
険しい表情では「大丈夫」だとは伝わりません。
穏やかな表情で、柔らかな声で伝えれば、安心してもらえます。
「お気になさらないで大丈夫です」を使った例文
・『汚れてしまったことは、お気になさらないで大丈夫です』
「お気になさらないで大丈夫です」の返答や返信
「気にしないで」ということが自分にとって恩恵となるなら、お礼を述べるとよいでしょう。
また、こちらが相手に不都合を与えてしまったけれど、それを「気にしないで」という場合であれば、不都合を与えたことに謝罪をします。
いつまでも気にしていると相手に気を遣わせてしまいます。
このように述べてくれているので、心配する必要はありません。
まとめ
この言葉は、聞き手に心配をしないでもらいたいときに伝えるものです。
何か気にしていそうなら、声をかけてみてください。
一言伝えれば、相手の気持ちは軽くなるでしょう。