「お送りしております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「お送りしております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お送りしております」とは?

「お送りしております」は、2つの使い方ができる表現です。

1つは、もう先に送っているという意味で「そちらは既にお送りしております」のような使い方になります。

このように用いるケースとしては、届くはずのものがまだ着かないので発送してもらえているのかと訊ねられたような時で、それに対しての返答になります。

そして、2つ目は今放送している、伝えているといった用い方で、「現在、現地からお送りしております」などとなります。

こちらはテレビなどの生放送中によくそのように使われています。

「お送りしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お送りしております」は、先のような2つの使い方をするための表現ですが、1つ目の用い方は何かをもう送ってくれているのかと訊ねられた場合以外でも使うことがあります。

それは、続けざまに追加で発送を行う際に、「先の注文分は既にお送りしております。

それに加えまして、追加で○○もこれから送付いたします」
といったような用い方です。

あまり見ないかも知れませんが、このようにも使えると覚えておいて損はなく、ビジネスシーンで追加の発注があったような際にもよく用いられている形です。

「お送りしております」を使った例文

・『ご注文の○○ですが、先日△日にそちら宛にお送りしております』
・『緊急でお伝えする内容が入りましたので、只今そちらの現場からお送りしております』

「お送りしております」の類語や言い替え

・『発送しております』
この「発送」とすると、幾分表現的に締まって見えるため、ビジネスシーンで用いるのに向いていますが、2つ目として紹介した使い方ができなくなるため、何かを送っていると用いる場合専用の表現になります。

そちらで締まった表現にしたい場合には、「放送しております」などと言い替えるといいでしょう。

まとめ

「お送りしております」は、紹介したような2つの使い方ができる表現です。

既に送っていると使う時には、相手からそれがまだ届かないといった問い合わせがあった場合だけでなく、先に何かを送っていて、それに続けてまた送るものがあるという時にも使うことができます。

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