森の中でホーホーと鳴くフクロウは、目にする機会はなくても日本では身近な鳥です。
日本にはエゾフクロウなど5亜種が存在していて、大きめな頭部と不思議な動きをする可愛らしさから、フクロウカフェなども流行っています。
そんなフクロウとは、スピリチュアルな好影響を与えてくれることでも知られた存在です。
「フクロウ」のスピリチュアルでの象徴や意味
鳥は自由を象徴し天界と繋がる存在ですが、フクロウは暗い森に潜む夜行性の鳥のため、現世と冥界・霊界を繋ぐ鳥と言われています。
欧米ではギリシャ神話の女神アテナと関連づいて、知恵を象徴している鳥です。
それが影響して森の物知り博士とか、森の哲学者などと呼ばれることがあります。
またフクロウは審神者(さにわ)の鳥と呼ばれていて、人々の欲望の強弱を審査しているとの話もあるようです。
日本ではフクロウが不苦労や福老に通じることで、縁起が良くて金運や幸福をもたらす鳥と信じられて来ました。
また暗闇に潜みながら獲物を捕らえる能力の高さがあるため、八方塞がりな状況から抜け出せることを意味します。
一方で中国では邪悪で不吉な鳥とされ、毛嫌いされているのが通常です。
「フクロウ」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが何処かでフクロウに出会うことがあれば、「悪い状況から抜け出せるよ」とか「成功に繋がっているよ」といったメッセージです。
そして「苦労や欲望を手放して」などとも伝えられているようです。
「フクロウ」のスピリチュアル的な解釈
どんな状況でフクロウに遭遇するかで、そのもたらされるポジティブな影響は変わってきます。
しかしフクロウの影響は人間によって左右されがちなので、気をつけたいところです。
「フクロウ」いい意味での解釈
身近なところにフクロウがいることは、スピリチュアル的に言えば運気の好転を招いて欲深さからの改善に繋がることです。
森のフクロウの鳴き声を耳にすれば、神さまの守護があり開運に導いてくれることのサインになっています。
白いフクロウは特に縁起が良くて霊性が高いと言われ、見かけることがあれば開運に繋がりやすいことでしょう。
自然のフクロウに会う機会が無いなら、フクロウカフェに行くことでその幸福なエネルギーを受け取ることができます。
フクロウの置物や絵も、本物同様に効果を発揮してくれるものです。
もしフクロウの死骸を見た場合でも、過去の終わりと新たな始まりが示されているので、決して不運と考える必要はありません。
「フクロウ」悪い意味での解釈
近年になって日本には中国人が多くなったので、中国人がフクロウを嫌悪する場面にも遭遇しやすくなっています。
文化の違いとは言え、不愉快なことになれば運気の低下を招くかもしれません。
まとめ
森の哲学者であるフクロウは、悪い状況から抜け出したり成功に繋がっている幸福をもたらす鳥でした。
滅多に出会うことは無くても、日本にいれば鳴き声は聞こえることが多いです。
フクロウの要素を生活に取り入れて、不苦労を目指してみてください。